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EL4:Molde FK vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]

Molde FK 0−3 ARSENAL
2020年11月26日(木)Europa League, Aker Stadion

Goal
 (50)19Pépé(←28Willock)
 (55)24Nelson(←28Willock)
 (83)38Balogun(←32Smith Rowe)


13Rúnarsson

 17Soares  20Mustafi 23D.Luiz 15Maitland-Niles

28Willock  34Xhaka

19Pépé                 24Nelson

9Lacazette  30Nketiah


(46)23D.Luiz>>>16Holding
(62)34Xhaka>>>8Ceballos
(75)28Willock>>>3Tierney
(75)9Lacazette>>>32Smith Rowe
(82)30Nketiah>>>38Balogun


Substitutes
 33Macey
 44Hein
 2Bellerín 
 41Cottrell
 66 Azeez


Arsenal 1.jpg今シーズンのELグループステージは
くじ運に恵まれた事もあり
危なげなく4連勝を挙げ
決勝トーナメントへの進出を
決める事が出来ました。

先発はGKは13ルナルソンが務め、
DFラインには右SBに17ソアレス、
左SBに15メイトランド=ナイルズ、
CBは23D.ルイスと20ムスタフィが入る
4バックが組まれました。
中盤はCMFに34ジャカと28ウィロック、
右サイドに19ぺぺ、左サイドに24ナイルズが入り
前線は9ラカゼットと30エンケティアが2トップを組む
4−4−2が組まれました。

この試合もUEFA.tvのダイジェストしか
観る事が出来ていませんので
ベースの4−4−2から
各々の選手がどの様な動きをしたのかは
判断する事が出来ませんが
基本的にはベーシックな4−4−2で戦っていた様に観えました。

そしてそのダイジェストを観る限りでは
アーセナルの攻撃陣はここ最近の試合に比べて
積極的に攻めていた印象を受け、
特に19ぺぺは持ち前のダイナミックさを
しっかりと表現出来ていたと思います。

20分過ぎ、自陣深い位置で奪い返したボールを
34ジャカが右サイドを駆け上がっている19ぺぺへ繋ぎ
そのままドリブルで持ち上がった所から
中に切り込んで左脚を振り抜きました。

残念ながら枠を捉える事は出来ませんでしたが
これまでの19ぺぺならば
34ジャカからのパスを
サイドの開いた位置で待つ事が多く
そこでパスを受けても前を塞がれてしまい
速攻が成立しない場面も多かったと思いますが
この時の19ぺぺは
34ジャカにボールが渡った時点で
既に右サイドのスペースに目掛けて
全力で駆け上がり始めていた事で
センターラインを超えた時には
相手の左SBを置き去りにしていましたので
19ペペの初動の早さが
この場面の鋭いカウンターを成立させたと思います。

48分過ぎ、17ソアレスからのパスを受けた19ぺぺは
そのままカットインして行き
ミドルレンジの距離から豪快に左脚を振り抜きましたが
惜しくもバーを叩きゴールは決まりませんでした。

しかしその1分後には19ペペの左脚から
遂にゴールが決まりました。

50分、左サイドに開いた位置から送られた
28ウィロックのクロスを
ファーサイドで受けた19ペペが
左脚でサイドネットに叩きこみゴール!!

やはり19ペペの魅力は
左脚から放たれる強烈なシュートであり
どの様にして左脚を振り抜く形を作れるかが
大きなポイントの様に感じます。
そう言う意味ではこの試合の様に
積極的にカットインする様な動きを
もっと増やして欲しいと思います。

そしてこのゴールが生まれるまでの
各々の選手の連動的な動きも良かったと思います。
15メイトランド=ナイルズからの
楔のパスを受けた9ラカゼットが
ダイレクトでサイドに流したボールを
28ウィロックがクロスを入れる形でしたが
楔のパスを入れた15メイトランド=ナイルズは
そのままスピードを緩めずにゴールに向かって走り込み、
ゴール前にいた30エンケティアは
CBを引き連れてニアに走り込んだ事で
ファーサイドの19ぺぺはフリーになる事が出来ていましたので
それぞれの動きが噛み合った事で生まれた
ゴールだったと思います。

左サイドに入った24ネルソンも
印象的なプレーを観せていたと思います。

12分過ぎ、左サイドのライン側で
パスを受けた24ネルソンは
9ラカゼットに戻した後に
そのまま中に向かって全力で侵入し
その9ラカゼットからのリターンを受けて
至近距離から右脚を振り抜きました。

惜しくもそのシュートはGKに阻まれてしまいましたが
9ラカゼットへパスを出した後の初動の早さと
リターンが戻ってくる事を信頼して全力で走り込んだ事で
相手右SBを一気に振り切り決定機を生み出した
良い仕掛けだったと思います。

55分、19ぺぺからのパスを受けて
右サイドに侵入してきた28ウィロックからの
鋭いグラウンダーのクロスを
ファーサイドから走り込んで来た24ネルソンが
ダイレクトで押し込みゴール!!

この場面でも28ウィロックが
右サイドを抜け出した瞬間に、
ゴールに向かってトップスピードで走り出した初動の早さと
クロスが送られてくる事を信じて疑わない信頼関係で
マークに付いていた相手右SBを振り切った
24ネルソンのランが全てだったと思います。

この試合の24ネルソンの様に
質の高いフリーランニングが
ここ最近のアーセナルの前線には欠けていたと
改めて感じさせられる場面だったと思います。

そして最後は公式戦出場2戦目の38バログンが
公式戦初ゴールを奪いました。
38バログンはリザーブでは圧倒的な得点力を誇っており
次のステップへ進む段階に来ていますが
ファーストチームには14オーバメヤンや9ラカゼットがおり
一つ上の世代には30エンケティア、
同じ2001年生まれにはジョン・ジュールズもいますので
層が厚い為にこの夏に移籍の噂もありました。
実際来夏までとなっている契約は
まだ更新されていませんが
その持っているポテンシャルは確かだと思いますので
絶対に他のクラブへの流出は避けなければならないと思います。

そして3シーズン程の後には
35マルティネッリ、30エンケティア、ジョン・ジュールズ等と共に
CFのポジションを担うレベルに成長して欲しいと思います。

この勝利でELグループステージの突破が決まりましたが
問題はPLです。
対戦相手のチームレベルも
出場したメンバーも異なる状況ですので
参考にならない部分もありますが
この試合の2トップのシステムが
ゴールを全く奪う事が出来ないチームの解決策になるのか
見守りたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:0G2A EL:0G1A
6ガブリエウ     PL:1G0A 
7サカ        PL:1G0A EL:0G1A CS:0G1A 
8セバージョス    PL:0G1A
9ラカゼット     PL:3G0A
12ウィリアン     PL:0G2A
14オーバメヤン    PL:2G1A CS:1G0A EL:1G0A
19ペペ        PL:1G0A EL:3G2A
23D.ルイス      PL:0G0A EL:1G0A
24ネルソン      PL:0G0A EL:1G0A
28ウィロック     PL:0G0A EL:2G3A
30エンケティア    PL:1G0A CC:1G0A EL:1G0A
32スミス・ロウ    PL:0G0A EL:0G1A
38バログン      PL:0G0A EL:1G0A


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