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2020/21のスカッド:開幕版 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンのファーストチームのスカッド開幕版です。

Arsenal 1.jpg


1 ベルント・レノ(28)
2 エクトル・ベジェリン(25)(HG)
3 キーラン・ティアニー(23)
4 ウィリアム・サリバ(19)(U-21)
5 ソクラティス・パパスタソプーロス(32)
6 ガブリエウ(22)
7 ブカヨ・サカ(19)(U-21)(HG)
8 ダニ・セバージョス(24)
9 アレクサンドル・ラカゼット(29)
10 メスト・エジル(31)
11 ルーカス・トレイラ(24)
12 ウィリアン(32)
13 
14 ピエール=エメリク・オーバメヤン(31)
15 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(23)(HG)
16 ロブ・ホールディング(24)(HG)
17 セドリック・スアレス(29)
18 
19 ニコラ・ぺぺ(25)
20 シュコドラン・ムスタフィ(28)
21 カラム・チェンバース(25)(HG)
22 パブロ・マリ(27)
23 ダヴィド・ルイス(33)
24 リース・ネルソン(20)(U-21)(HG)
25 モハメド・エルネニー(28)
26 エミリアーノ・マルティネス(28)(HG) 
27 
28 ジョー・ウィロック(21)(U-21)(HG)
29 マテオ・グエンドゥージ(21)(U-21)
30 エディー・エンケティア(21)(U-21)(HG)
31 セアド・コラシナツ(27)
32 エミール・スミス・ロウ(20)(U-21)(HG)
33 マット・メイシー(26)(HG)
34 グラニト・ジャカ(27)
35 ガブリエウ・マルティネッリ(19)(U-21)


シーズンローン
27 コンスタンティノス・マヴロパノス(22)  


(年齢は9/12現在)
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プレミアリーグには「ホームグロウン」制度があり
少なからずチームの構成に影響を与えています。

因に「ホームグロウン制度」とは、
『プレミアリーグのファーストチームのシニア
(22歳以上:1998年12月31日生まれ以前)の登録数は25名まで、
そのうち21歳の誕生日を迎えるシーズンまでに
3年以上イングランド&ウェールズ内のクラブに所属していた
「ホームグロウン」選手が最低8名必要。
(反対に言うと「非ホームグロウン」選手は17名までとなります。)
その他21歳以下の選手の登録は随時追加出来る。』
と言う規定です。

開幕時点でのスカッドの内訳は

ホームグロウン 6名
非ホームグロウン 18名
U-21 8名
ローン 1名


昨シーズンの閉幕が7/26にズレ込んだ影響で
今シーズンは9/12に開幕する事になりましたが
この夏の移籍期間は10/5までありますので
今後も選手の移籍はあるかもしれません。


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GK
 1ベルント・レノ(28)
 26エミリアーノ・マルティネス(28)
 33マット・メイシー(26)


現在のアーセナルのGKは
1レノと26マルティネスのどちらを正GKにするかと言う
ある意味嬉しい問題に直面しています。

昨シーズン正GKを務めた1レノは
怪我をするまでは神がかったセービングで
チームを救い続けてきましたが
一方の26マルティネスも
1レノが怪我で離脱した後のシーズン終盤の重要な時期に
その1レノに負けないセービングを観せて
FA杯とコミュニティー・シールドの
2つのタイトル獲得に貢献しました。

全体的に観ても甲乙つけ難い状況ではありますが
GKは基本的に1試合に1人しか
起用出来ないポジションである為に
序列を付けなければなりません。

確かに26マルティネスは素晴らしく
正GKに相応しいパフォーマンスを観せていたと思いますが
今回は1レノがアクシデントによる怪我での離脱中に
ポジションを掴んだ形であり
万全の状況の1レノからポジションを奪った訳ではありませんので
仮に1レノに怪我の影響がなく
怪我する前と同じパフォーマンスレベルに戻っていると
判断出来るのならば
まずは1レノをファーストチョイスで起用するのが
スジだと個人的には思います。

その一方で1レノがチェフからポジションを奪った時の様に
仮に怪我で離脱した事が切っ掛けだったとしても
その後のパフォーマンスが
正GKに相応しいパフォーマンスだったら
そのままGKを任せると言う考えもあると思います。
まぁ、この時はチェフから1レノへ
世代交代をする事が前提となっていましたので
現在の1レノと26マルティネスの状況とは
大きく異なりますので、、、。

アルテタ監督の判断が待たれます。

仮に26マルティネスが第2GKに戻る様ならば
正GKとして迎えてくれる
他のクラブへ移籍すると言う噂があります。
実際、複数のクラブが
26マルティネスの獲得に動いていますので
移籍期間が終わるまでに
移籍する可能性は否定出来ません。
そしてその時は新たな第2GKの補強と
セットになると思われます。

第3GKの33メイシーは
このまま第3GKとしてチームに残るのか
それとも出場機会を求めて
ローン移籍に出るのかは
まだ不透明の所がありますので
移籍期間が終わるまでに
GKの陣容はまだ変わる可能性があると思います。


CB 
 23ダヴィド・ルイス(33)
 6ガブリエウ(22)
 4ウィリアム・サリバ(19)
 16ロブ・ホールディング(24)
 21カラム・チェンバース(25)
 22パブロ・マリ(27)
 20シュコドラン・ムスタフィ(28)
 5ソクラティス・パパスタソプーロス(32)

 
CBは新たに6ガブリエウと
ローンバックしてきた4サリバと言う
2人の若い実力者が加わった事で
陣容は一気に様変わりし
特に左利きの6ガブリエウの加入は
DFラインのシステム自体を
変える可能性もあると思います。 

と言うのもアルテタ監督は
3バックにせよ4バックにせよ
左CBには左利きの選手を起用するコンセプトが
元々ある様ですので
怪我で離脱中の22マリも同様ですが
左利きの6ガブリエウを起用するならば
左CBのポジションになるはずです。

そう言う意味では
昨シーズン終盤から使っている
攻守の状況で3バックから4バックに変形する
ハイブリットなシステムは
左CBに入っている3ティアニーが
攻撃時には左SBの様に振る舞う事で成立する
システムですので
仮に6ガブリエウを左CBで起用した場合には
ここまで結果を出していたこのハイブリットなシステムでは
なくなる事を意味します。

その一方で3人のCBを並べる3バックは
より強固な守備が期待出来ますので
状況によっては良い面もあると思います。
もっと言えば6ガブリエウを3バックの左CBで使うのならば
現在は怪我からの復帰を目指している
21チェンバースを右CBで起用すれば
攻撃時にはその21チェンバースが右SBの様に振る舞う
ハイブリットなシステムを組む事も可能だと思います。

まぁ、攻撃時に左CBが左SBの様に振る舞う事で
左WBをフリーにして色々な役割をさせるのは
ストライカーである14オーバメヤンを
左サイドから解放させる為でもあると思いますので
単純に左右を入れ替えるだけで
このシステムが機能するとは限りませんが、、、。
何はともあれ6ガブリエウが加わった事で
DFラインの可能性は格段に増えたと思います。

よって今シーズンも序盤戦はここまで結果を出している
ハイブリットな3バックシステムでいくと思いますが
6ガブリエウや4サリバと言う新戦力が
PLに速やかに適応してその実力を発揮する様になれば
6ガブリエウを左CBで起用する
従来通りの3バックへ移行したり
後々は4バックへ移行する可能性もあると思います。

その一方で20ムスタフィと22マリが怪我で離脱中で
21チェンバースも復帰に向けて調整中の状況に加えて
開幕直前のこの時期に23D.ルイスが頸を負傷してしまい
6週間ほど離脱する可能性が出てきました。

元々CBが8名在籍している現在のスカッドは
人員整理が必要なポジションでしたが
これで開幕に起用出来るCBは
5ソクラティスと16ホールディングに
新加入の4サリバと6ガブリエウの4名なってしまいました。

しかし5ソクラティスは残りの契約が1年を切っている為に
クレバリの後釜としてナポリへの移籍を逃してしまうと
移籍させるチャンスを失ってしまう可能性もありますので
再びチームに戻して起用する事は現実的ではないと思います。

その上、新加入の6ガブリエウは
検疫の隔離期間が終わり
今週からやっとトレーニングに合流したばかりですので
開幕から起用出来る状態かどうかは不透明です。

その様な状況もあり16ホールディングの
ニューカッスルへのローン移籍が中止になり
アーセナルに残留する事になった様ですが
それでも開幕に起用出来るのは
16ホールディングと4サリバの2人だけかもしれません。
とは言え、この2人に3ティアニーを加えた3バックは
プレシーズンマッチのMKドンズ戦で既に起用済みですので
上手く乗り切ってくれると思います。

そして16ホールディング、4サリバ、6ガブリエウの
残った3名がしっかりと結果を出せば
そのまま世代交代に突入するチャンスでもありますので
個人的には期待したいと思っています。

CBに怪我人が続出してしまった為に
この夏に行わなければならなかった
CBの人員整理は完全に頓挫する事になり
更に選手を売却して補強資金を獲得する計画も
完全に狂ってしまった為に
補強戦略自体遂行する事も
難しくなってしまったかも知れません。


右SB・右WB
 2エクトル・ベジェリン(25)
 17セドリック・スアレス(29)
 15エインズリー・メイトランド=ナイルズ(23)

左SB・左 WB
 3キーラン・ティアニー(23)
 15エインズリー・メイトランド=ナイルズ(23)
 31セアド・コラシナツ(27)


この夏のアーセナルは
補強資金を獲得する為に
ある程度の移籍金を得る事が出来る選手の売却が
必要な状況と言うのは言うまでもありませんが
このポジションでは
当初から15ナイルズを売却する方向で動いており
実際にウルヴスやニューカッスルとは
現実的な移籍金の交渉まで行っていたと言われています。

しかし昨シーズンの終盤から
先日のコミュニティー・シールドまでの間、
結果を出している3バックと4バックの
ハイブリットなシステムの要として
15ナイルズが左WBのポジションで
MVP級の活躍を観せている事もあり
この夏の15ナイルズの放出は急遽中止となり
代わりに以前から多くのクラブが獲得に動いている
2ベジェリンが売却候補として浮上してきました。

しかし17ソアレスが加入したとは言え
2ベジェリンは右SBのファーストチョイスですので
基本的には売却する事はないと思いますが
仮にアーセナルが希望している
£3500万と言う移籍金を支払うクラブが出現してきたら
財政的に苦しいアーセナルは断れないかもしれません。

2ベジェリン+17ソアレスと言う
本職2人の布陣ならば今シーズンの右SBは安泰ですが
移籍期間が終わるまでに
2ベジェリンが移籍する様な事があった場合には
本職の右SBは17ソアレスだけになってしまい
仮に3バックシステムを続けていくならば
15ナイルズを右WBで起用する形も考えられますが
4バックシステムに移行するならば
17ソアレスと共に21チェンバースを右SBで起用する事も
視野に入れなければならないかもしれません。

一方の左SBは31コラシナツが
ドイツへの復帰を希望していると言う話がありますので
この夏の退団は既定路線なのかも知れません。
その為、左SBは3ティアニーのみとなる可能性があり
潜在的に不安があるポジションだと思います。

勿論、緊急事態になれば再び7サカを
左SBで起用する形で凌ぐ事は出来ると思いますが
「7」の背番号が与えられた様に
基本的には前線で勝負させる意向だと思いますので
緊急時に限ると思われます。

一方で3バックならば現在左WBで
抜群の存在感を観せている15ナイルズも起用できますので
布陣的な不足感はなくなりますが
4バックに移行した時の左SBをどの様に対処するかが
大きなポイントになると思われます。


CMF
 34グラニト・ジャカ(27)
 8ダニ・セバージョス(23)
 28ジョー・ウィロック(21)
 25モハメド・エルネニー(28)
 11ルーカス・トレイラ(24)
 29マテオ・グエンドゥジー(21)


昨シーズン、ローン移籍で加入していた8セバージョスが
再びシーズンローンで戻ってきた事で
昨シーズン終盤安定感を高めていた
34ジャカ&8セバージョスのコンビが
まずこのポジションのファースチョイスになると思われます。

その一方で当初から獲得を目指していた
アトレティコのトーマスの獲得が実現すれば
状況は変わるかも知れません。

当初からトーマスの獲得に動いていた様に
アルテタ監督は中盤のフィジカル的な強度不足を
改善したいと思っていたのは間違いなく
トーマスが加入した場合には
そのトーマスと誰が組むかが注目され、
攻撃面でのクリエイティブ不足の問題を考えますと
8セバージョスと組む形が自然の様に感じます。

その一方でトーマスの獲得を契機に
再び4−3−3に移行する可能性もあると思います。
アンカーにトーマスを置き
インサイドハーフに8セバージョスと34ジャカ、
もしくはBox to Boxタイプの28ウィロックも
この形の方がより実力が発揮しやすいかも知れません。
勿論、アンカーに34ジャカ、
インサイドハーフにトーマスでも良いでしょうし
中盤の底にトーマスと34ジャカを並べて
その前に8セバージョスを置いても良いかも知れません。

この様にトーマスを獲得出来れば
中盤の構成の幅は大きく変わりますので
移籍期間が終わる前に何とか獲得して欲しいと思います。

とは言え、現状としては£4500万と言われる
契約解除金は準備出来ておらず
その為に既存の選手の売却を行わなければなりません。

このポジションの売却候補の筆頭は
29グエンドゥージであり11トレイラだと思います。

11トレイラに関してはフィオレンティーナやトリノとの間で
移籍に関する話し合いが進んでおり
近い将来決定すると言われていますが
一方の29グエンドゥージに関しては
話がまとまる気配がありません。

古くはコウチーニョとの取引に
29グエンドゥージを絡めるバルセロナとの取引から始まり、
トーマスの契約解除金の一部として
29グエンドゥージを絡めるアトレティコとの取引、
アワールの移籍金の一部として
29グエンドゥージを絡めるリヨンとの取引、
そしてパリSGへの売り込み等ありましたが
どれも相手先に断られてしまい
唯一実現しそうなのが
エメリ監督が就任したヴィジャレアルへの
ローン移籍くらいだと思います。

しかしこの夏はまとまった補強資金が欲しいアーセナルは
完全移籍での売却しか念頭にない様で、
噂によれば£3000万〜4000万の評価額で
交渉していると言われています。
しかし現在はどのクラブも新型コロナウイルスの影響で
財政状況が悪化している事もあり
残念ですが現在の29グエンドゥージに
それだけの移籍金を支払うクラブは出てこないと思います。
それと共に相手クラブもアーセナルの財政状況を
知っていると思いますので
時間が経つのを待っていれば
痺れを切らして移籍金が下がるのは
分かっていると思います。
よって29グエンドゥージの移籍問題は
移籍期間が終わるギリギリまでもつれ込む事が予想され
しかも£2000万前後で売却出来れば
上々の様に個人的には感じています。

しかしトーマスの獲得ミッションを実現する為には
1日でも早く契約解除金を準備する必要性がありますので
29グエンドゥージを売却する事が出来ないジレンマに
アーセナルはもうしばらく苛まれる事になると思います。

25エルネニーに関しては
トーマスの動向次第だと思います。
トーマスを獲得出来れば再び放出候補になるかも知れませんが
一方でプレシーズンマッチとコミュニティー・シールドの
2試合のパフォーマンスを観る限りでは
バックアッパーとしてチームに残しても良い様に
個人的には感じています。

トーマスが獲得出来れば
中盤の布陣は完成しますが
獲得する為に必要な資金を作る為には
11トレイラや29グエンドゥージを売却して
補強資金を調達する必要性があり
仮に補強資金が調達出来なければ
場合によってトーマスよりも安価で獲得出来る選手に
ターゲットを変えるかも知れません。


トップ下・サイドアタッカー
 12ウィリアン(32)
 7ブカヨ・サカ(19)
 19ニコラ・ぺぺ(25)
 24リース・ネルソン(20)
 32エミール・スミス・ロウ(20)
 35ガブリエウ・マルティネッリ(19)
 10メスト・エジル(31)


アルテタ監督は4−2−3−1、4−3−3、
3−4−2−1のシステムを
これまで主に使ってきましたが
トップ下がある4−2−3−1は
10エジルありきのシステムだった可能性がありますので
今後はトップ下を主戦場とする選手よりも
サイドでプレー出来る選手が
重用されていくと思われます。

そしてチャンスメイク力の低下が
現在のアーセナルの大きな問題になっており
その問題に対するテコ入れとして
チェルシーからフリーで手に入れた
12ウィリアンに期待がかかっています。

12ウィリアンはメインの右サイドだけではなく
左サイドでもプレー可能で
もっと言えばトップ下でも起用可能です。
そしてウイング的な仕掛けと共に
周囲とのコンビネーションを駆使する仕掛けもありますので
チャンスメイク力の向上に一役買ってくれると思います。

一方で今シーズンも14オーバメヤンを
左サイドで起用するならば
残るサイドアタッカーの枠は1枠だけになります。
序列的には新加入の12ウィリアンが筆頭だと思いますが
コミュニティー・シールドでも結果を出した7サカも
今シーズンは更なる成長が期待され、
そして今シーズンこそは本領発揮が期待されている19ペペも
昨シーズンよりは活躍してくれると信じています。

よってサイドアタッカーの枠は14オーバメヤンを含めると
これで4枠が埋まってしまい
残った24ネルソンと32スミス・ロウを
どの様に使うかが注目されます。

プレシーズンマッチではサイドで起用された32スミス・ロウは
中盤を3センターに変えるのならば
インサイドハーフでの起用も可能だと思いますので
それなりの出場機会が得られると思いますが
24ネルソンの立ち位置は
今シーズンも微妙な立ち位置になる様に感じます。
仮に14オーバメヤンをCFに戻す考えが
アルテタ監督にあるのならば
24ネルソンにも出場機会が与えられると思いますが
現状のままならばカップ戦要員止まりに
なってしまうかも知れません。
しかし現在の24ネルソンは
継続的に効果的なプレーを
繰り出す事が出来ない所が
1番の問題だと思いますので
その問題を解決する為にも
常時先発で出場機会が得られる様なクラブへ
ローン移籍に出た方が良い様に
個人的には思います。

そしてある意味この夏の
最大の難題が10エジルの去就問題だと思います。
以前から放出したがっているフロント陣と共に
噂によるとPL中断期間中の振る舞いから
アルテタ監督の信頼も失っており
その構想の中から外れようとしている印象です。
もしも本当に契約が切れる来夏までアーセナルに残る事を
10エジルが希望しているのならば
まずアルテタ監督の信頼を取り戻す
努力を示す必要があると思います。

これまでのアルテタ監督を観ていますと
チームに属する為には規律を守る事を
大前提にしている事が分かりますが
特にチームの為に全力に取り組む姿勢、
言葉を変えれば真剣に取り組む姿勢を求めている様に感じます。

しかしこれまでに公式HP等にアップされている
トレーニング風景を観ますと
例えば23D.ルイスはストレッチやダッシュ等の
ウォーミングアップの時でも
常に先頭に立ち一切手抜きをせずに
全力で行っているのに対して
10エジルはいつも後ろの方で適当に行っています。
普通に考えればトレーニングでダラダラしている姿は
信頼を取り戻そうとしている選手の姿には
見えないと思います。
確かに10エジルは最高の選手だと思いますが
一方で失った信頼を取り戻すのは
ピッチの上での最高のプレーではなく
チームの為に取り組んでいる日々の姿だと言う事を
理解していない様に感じます。

その様な状況もありフロント陣は放出したがっている様ですが
週給£35万と言われる高額給与が足枷となり
10エジルの獲得に動くクラブはありません。
今シーズン分の給与を払ってでも
契約解除する可能性もあった様ですが
それも今の所上手くいっていないと思います。

しかし先日のアストン・ヴィラとの練習試合で
久しぶりに起用された様に
状況は変わろうとしているのかも知れません。
最近の公式HPのトレーニング写真や動画でも
以前よりも10エジルの姿が取り上げられている事からも
スカッドに戻ってきた事を
クラブとしては無言でアピールしているのかも知れません。
とは言え、そこに映し出されている10エジルの姿は
他の選手に比べて汗だくで疲弊している様にも観え
まだコンディション的に整っていない様に観えます。
本当にチームの中の居場所を取り戻すつもりならば
いつでもピッチに出れる様なコンディションを作って
ルーキーの選手の様に
猛然とアピールする位の姿を観せて欲しいと思います。

怪我で離脱中の35マルティネッリに関しては
年末年始辺りにはトレーニングに
復帰出来る予定の様ですが
軟骨損傷のトラブルは場所によっては
今後の選手生命に影響する可能性がある怪我ですので
将来の為に今は焦らずに完璧な状態になるまでは
無理しないで欲しいと思います。


ストライカー
 9アレクサンドル・ラカゼット(29)
 14ピエール=エメリク・オーバメヤン(31)
 30エディー・エンケティア(21)


このポジションは以前から
補強資金を得る為に9ラカゼットが
放出候補に挙がっており
実際ユベントスやアトレティコが
その移籍先に挙がっていましたが
今の所、現実的な話にまでは進んでいません。

仮に9ラカゼットがチームを離れる様な事が起こっても
14オーバメヤンをCFに戻す事で
布陣的には問題はないと思いますので
移籍期間が終わるまでに何かしらの動きがあるかも知れません。

一方で30エンケティアも着実に成長を観せており
今シーズンは更に多くの出場機会を得る事が予想されます。

よってこのまま9ラカゼットが残留した場合には
昨シーズン終盤と同様に
9ラカゼットと30エンケティアが
CFのポジションを争い
14オーバメヤンは左サイドで起用されると思われ
9ラカゼットが移籍した場合には
14オーバメヤンをCFに戻して
それを30エンケティアがバックアップする形になると思われます。


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CBを中心にDFラインの補強を行った事で
懸念だった守備陣の刷新は進みましたが
今シーズンのスカッドを完成させる為には
アトレティコのトーマスを獲得する事が出来るかどうかが
大きなポイントになると思います。

しかしそのトーマスを獲得する為には
£4500万と言われる契約解除金が必要であり
まず最初に既存の選手を売却出来るかどうかが焦点になります。
しかしある程度の移籍金が得られる可能性がある放出候補は
フィオレンティーナやトリノへの移籍が近づいている
11トレイラ位しか今はおらず
非常に難しい状況だと思います。

現実的に既存の選手の中で
£2000万以上の移籍金を
得る事が出来そうな放出候補としては
26マルティネス
2ベジェリン
15ナイルズ
29グエンドゥージ
9ラカゼット
等が挙げられますが
2グエンドゥージは買い手が付かず
当初移籍に傾いていた15ナイルズは
一転して残留が決まりそうですので
残りの3名の去就が注目されています。

確かに2ベジェリンは移籍市場で人気があり
買い手には困らないと思いますが
右SBのファーストチョイスであり、
前十字靭帯断裂を負ってからもうすぐ2年になりますので
本当の意味でこれから完全復活する2ベジェリンの姿を
他のクラブで観るのは
正直馬鹿げていると個人的には思います。

個人的には14オーバメヤンを
CFに戻した方が良いと考えているのもあり
又、30エンケティアが順調に成長している事もあり
9ラカゼットを上手く売却して欲しいと思っていますが
その一方で26マルティネスが
正GKとしての保証を求めているのならば
前記の様にまだ本当の意味で
正GKの座を掴んだ訳ではありませんので
残念ですが26マルティネスを売却する事を
考えても良いと思います。

それ以外でも人員過多の現在のスカッドのスリム化が
重要なポイントでしたが
特に人員過多だったCBに怪我人が続出した為に
人員整理は頓挫してしまいました。

しかし現時点でのスカッドは
シニアの総数は24名ですが
一方で非ホームグロウン選手は18名在籍している為に
最低でもこの中から1名は移籍させる必要があります。
今の所、11トレイラや5ソクラティスが
移籍する可能性がありますが
移籍期間が終わるまでにもう少し移籍する選手が
出てくるかも知れません。

最後にリヨンのアワールの獲得の噂が
今でも続いていますが
確かに攻撃面でのクリエイターとして
アワールは欲しいタレントですが
個人的にはトーマスの獲得の方が優先順位が高く
この二人を同時に獲得出来るほどの補強資金は
現在のアーセナルには準備出来ないと思われますので
アワールの獲得は実現出来ない様に感じています。

今後トーマスを獲得出来れば
この夏のスカッドは完成すると共に
トップ4への復帰の準備が整う事になると思いますので
移籍期間が終わるまでにトーマスの獲得を
成功させて欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

フラメンゴから
 CB パブロ・マリ(27歳)スペイン £800万(推定)

サウサンプトンから
 右SB セドリック・ソアレス(29歳)ポルトガル代表 フリー

チェルシーから
 サイドアタッカー ウィリアン(32歳)ブラジル代表 フリー

ハダースフィールド・タウンから
 DMF ティム・アキノラ(19歳)イングランド フリー

フラム・ラルヴィーク(ノルウェー)から
 左WG ジョージ・ルイス(20歳)ノルウェー フリー

フェイエノールトから
 攻撃的MF サラ・エディーン(17歳)オランダ フリー

トッテナムから
 CB ジョナサン・ディンゼイ(20歳)イングランド フリー

リールから
 CB ガブリエウ・マガリャンイス(22歳)ブラジル £2700万(推定)

レアル・マドリーから
 攻撃的MF ダニ・セバージョス(24歳)スペイン代表 シーズンローン


OUT

シュトゥットガルトヘ
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(22歳)ギリシャ シーズンローン

MVVマーストリヒト(オランダ2部)へ
 右SB ザック・スワンソン(19歳)イングランド シーズンローン

ジリンガムFCへ
 CB ゼック・メドレー(20歳)イングランド シーズンローン

ジリンガムFCへ
 右サイドアタッカー トレイ・コイル(19歳)イングランド シーズンローン

スウィンドン・タウンヘ
 CMF マット・スミス(19歳)イングランド シーズンローン

カーディフ・シティヘ
 右SB ジョルディ・オセイ=トゥトゥ(21歳)イングランド シーズンローン

リーズ・ユナイテッドへ
 CF サム・グリーンウッド(18歳)イングランドU-18 £150万+&(推定)

ASローマへ
 攻撃的MF ヘンリク・ムヒタリアン(31歳)アルメニア代表 フリー

コヴェントリーへ
 CMF ベン・シーフ(22歳)イングランド シーズンローン

ドンカスター・ローヴァーズへ
 ストライカー タイリース・ジョン=ジュールス(19歳)イングランドU-19 シーズンローン


(年齢は9/12時点)


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