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2019/20シーズン〜〜GK総括〜〜 [Arsenal F.C.]

〜〜GK〜〜

1ベルント・レノ(28歳)
PL 30試合先発:39失点8クリーンシート
EL 2試合先発:2失点1クリーンシート


26エミリアーノ・マルティネス(27歳)
PL 8試合先発+1試合途中出場:9失点3クリーンシート
EL 6試合先発:7失点2クリーンシート
FA杯 6試合先発:3失点3クリーンシート
カラバオ杯 2試合先発:5失点1クリーンシート


33マット・メイシー(25歳)
出場機会なし


(年齢は8/1時点)


Arsenal 1.jpg今シーズンの正GKだった1レノは
脆弱な守備組織に苦しめられながらも
ビッグセーブを連発して
チームを救う活躍を観せたと思います。
その1レノが6月20日の
ブライトン戦で右膝を負傷してから
引き継いだ26マルティネスも
1レノに負けないビッグセーブを連発して
FA杯優勝に導く活躍を観せた事で
来シーズンの正GK争いは
非常に激しくなったと思います。

この両者を比べますと
ハイボールの処理に関しては
1レノよりも26マルティネスの方が上回っている様に感じます。
1レノも昨シーズンに比べますと
かなり改善してきていましたので
不安に感じる事は殆どありませんでしたが
一方の26マルティネスは
当たり負けしない体幹の太さと強さがあり
前に出るタイミングも大胆でかつ正確だと思いますので
現時点では26マルティネスに軍配が上がると思います。

足下の技術レベルに関しても
1レノも悪くはありませんが
26マルティネスの方が
よりフィールドプレーヤーに近い感覚で
ボールを扱う事が出来、
前線へのフィードに関しても
カウンターの起点になりうる
より鋭いフィードを送る事が出来ますので
これも26マルティネスの方に軍配が上がると思います。

一方でシュートストップ能力に関しては
両者共に素晴らしく甲乙つけがたいと思いますが
その非常に高いレベルの更に上を行く様な
神懸かったセーブを今シーズンは連発していましたので
1レノの方が1枚上手の様に感じます。

そしてある意味GKにとって最も重要だと思われる
経験値に関しては
1レノの方が大きく上回っています。
実際26マルティネスは
前に出てもボールに触れなかったり
簡単なパスをミスしたり
時々イージーなミスを犯す場面があった事からも
集中力の持続性に関しては
まだ十分ではないのかも知れません。
そう言う意味では1レノの様な
常に同じレベルの集中力を
シーズン通して持続する事が出来るのかどうか、
調子を崩した時に速やかに
そのスランプから脱する事が出来るのかどうかと言う
シーズン通してのセルフマネージメントの部分は
残念ながら26マルティネスはまだ経験していませんので
今後更なる経験を積む事が求められます。

どちらにせよ来シーズンは
アルテタ監督を大いに悩ます事になると思いますが
この両者が高いレベルで争う事で
更にレベルを上げる結果になれば
チームとしては万々歳だと思います。


C'mon Arsenal !!


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