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PL38:ARSENAL vs Watford [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Watford
2020年7月26日(日)Premier League, Emirates Stadium

Goal
 (5)14Aubameyang(pk)
 (24)3Tierney(←14Aubameyang)
 (33)14Aubameyang(←3Tierney)
 (43)Deeney(pk)
 (66)Welbeck


26Martinez

15Maitland-Niles 16Holding 23Luiz  3Tierney 

8Ceballos   34Xhaka 

  19Pepe     28Willock   14Aubameyang

9Lacazette



(57)28Willock>>>31Kolasinac
(57)9Lacazette>>>30Nketiah
(71)8Ceballos>>>11Torreira
(71)19Pepe>>>24Nelson


Substitutes
 33Macey
 5Sokratis
 17Soares
 57Smith
 77Saka


Arsenal 1.jpg今シーズンのPL最終節も
3点先制しながらも
後半に2点を失うと言う
後半になると不安定になってしまう
悪い状況をこの試合でも観せてしまい
来週のFA杯決勝に不安を残す
勝利で終わりました。

この試合ではシステムを4−2−3−1に
変更してきました。
守備面の安定性を優先するのならば
ここ最近使っている3−4−3の方が
安定するのかもしれませんが
その一方で攻撃面に関しては
3−4−3では単調な攻撃になりがちになってしまい
特に前節のヴィラ戦ではボールを持っていても
シュートを撃つ場面を中々作れなかった様に
攻撃面には問題がある様に観えます。

その様な状況もあり
現在のメンバーで4−2−3−1を組んでも
攻守のバランスを保ちつつ
攻撃面を活性化する事が出来るのかどうかを
来週のFA杯決勝の前のこの試合で
アルテタ監督はテストをしたのかもしれません。

実際この試合で組んだ4−2−3−1は
PL中断前に使用していた4−2−3−1と同様に
攻撃時には左SBのティアニーが
左サイドの高い位置まで上がって
ウイングの役割を担う事で
14オーバメヤンがやや中に絞ったポジションで
ストライカーとして振る舞う様になり
3ティアニーが上がって出来た
DFラインの左サイドのスペースを
左CMFの34ジャカが下がって埋める。
そして薄くなる中盤の底のエリアを
中に絞ってカバーする役割を担う右SBには
2ベジェリンや17ソアレスではなく
CMFが本職の15ナイルズを起用したのも
その様な役割を担う為の起用だったのかもしれません。

とは言え、このシステムにより
攻撃面は活性化したかと言われれば
残念ながら活性化したとは言えなかったと思います。
結局、現在のアーセナルの攻撃面での問題は
システムの変更だけでは改善しない
もっと根深い問題なのかもしれません。

現在のアーセナルの攻撃はアタッキングエリアでの
フリーランニングや連動的な動きが少ない為に
3ティアニーが高い位置を取る事で
ゴール前の人数を増やしたとしても
一直線に横並びになってしまう場面が多く、
その平面的な前線に対して
トップ下に入った28ウィロックが
立体感を生み出してくれる事を期待しましたが
2ラインの間でパスを引き出す動きが少なく
反対に前線を飛び越して裏を伺う様な動きも少ない為に
結局、前線に吸収される様に
攻撃陣の平面化は改善していなかったと思います。

この試合の4−2−3−1にしても
PL再開後使っていた4−3−3にしても
そして3−4−3にしても
攻撃面に対する答えは今の所出ておらず
結局、相手守備陣の陣形が整っていなければ
14オーバメヤンと言う切り札で
ゴールをこじ開ける事は可能でも
相手のブロックが形成されてしまいますと
全く打つ手ががなくなってしまうと言う状況のままです。

これからの1週間でこの問題が
改善される事を望みます。
良質なアタッカーがいても
それを活かすクリエイターがいなければ
宝の持ち腐れになってしまいます。
10エジルが使えない現状としては
平均点を大きく上回る様な
ラストパスの精度とセンスを持った選手が
現在のアーセナルに欠けているのが
そもそもの問題なのかもしれません。

何はともあれ、この苦しかった今シーズンを
少しでも良い形で終わらせる為にも
FA杯決勝に勝利して
来シーズンのELへの出場権を
獲得して欲しいと思います。


C'mon Arsenal !!


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2ベジェリン     PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:1G1A EL:0G2A FA:0G1A 
5ソクラティス    PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A FA:1G0A
9ラカゼット     PL:10G4A EL:2G0A
10エジル       PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A 
11トレイラ      PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン    PL:22G3A EL:3G0A FA:2G0A
15ナイルズ      PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
17ソアレス      PL:1G0A
19ペペ        PL:5G6A EL:2G2A FA:1G1A
20ムスタフィ     PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース    PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:2G1A
24ネルソン      PL:1G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック     PL:1G1A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A 
30エンケティア    PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ     PL:0G2A
34ジャカ       PL:1G2A
35マルティネッリ   PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A 
77サカ        PL:1G5A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A


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