PL31:Southampton vs ARSENAL [Arsenal マッチリポート]
Southampton 0−2 ARSENAL
2020年6月25日(木)Premier League, St Mary's Stadium
Goal
(21)30Nketiah
(87)28Willock
Sent off
(86)Stephens
(64)19Pepe>>>28Willock
(71)3Tierney>>>31Kolasinac
(80)30Nketiah>>>9Lacazette
(80)8Ceballos>>>15Maitland-Niles
Substitutes
33Macey
5Sokratis
57Smith
24Nelson
10Özil
何はともあれ再開後初勝利に安堵しています。
アクシデント満載だったシティ戦は
仕方がなかったとしても
終盤逆転を許したブライトン戦の敗北は
試合内容的にも非常に悪い試合でしたので
そこからどの様に立て直したかが
注目されました。
この様な状況でアルテタ監督は
ここ2試合使用していた4−3−3から
3−4−2−1にシステムを変更してきました。
メンバー表を見た時には
前節同様に77サカをインサイドハーフに入れる
4−3−3を組んでくると思いましたが
77サカのインサイドハーフは
現時点ではそれ程機能している様には観えませんでしたので
77サカをワイドのポジションで起用したのは
個人的には賛成であり
実際77サカは左サイドのライン側から仕掛けて
良い形を作っていたと思いますので
どの高さで使うかは別としても
ワイドな位置で起用する事が
現在の77サカは一番活きる様に感じます。
一方でその77サカが積極的に高い位置で仕掛けた事もあり
反対サイドの2ベジェリンは多分指示されていたのか
比較的攻め上がるのを自制して
バランスを取っていたと思います。
そして前線も左右均等ではなく
19ペペが右ワイドに開いた位置でプレーする一方で
14オーバメヤンはより中央に絞った位置でプレーする事が多く
時には2トップの様に観える事もありました。
これによりシステム表記上では異なっていても
攻撃時の前線の並びが右から
19ペペ、30エンケティア、14オーバメヤン、77サカと言う
中断前の形に戻った事で
少なくともサイドから仕掛ける形は
ここ2試合よりかなり改善された様に観えました。
一方で守備面も安定していたと思います。
怪我人と出場停止処分を受けて
20ムスタフィと16ホールディングしか
起用出来るCBがいない状況でしたが
そこに3ティアニーを加えた事で
3バックとして良いバランスが
生まれていた様に感じます。
そして中央に配置した16ホールディングは
ブレントフォードとの練習試合では
相手のアタッカーの動きに対して
瞬間的に付いていけなかった場面が何度かあり
負傷後の状態に大きな不安を感じていましたが
この試合では3バックの中央で
流れを見極める冷静さと
フィジカル的な優位さを活かしたカバーリング、
そして高さを活かした空中戦の強さを発揮して
非常に良く効いていたと思います。
また負傷した1レノに代わって起用された26マルティネスも
非常に安定していたと思います。
以前から書いています様に
シュートストップ能力は十分なレベルであり
長くイングランドでプレーしていますので
ゴール前の激しい空中戦にも
以前からしっかりと対応出来ていましたので
基本的に大きな不足感を感じる事はなかったと思います。
それと共に1本の鋭いロングフィードでチャンスを作る場面もあり
1レノにないプラスアルファをアピールした所も良かったと思います。
とは言え、後半はフィードをミスする場面が何度かあり
1試合通してプレーを安定させると言う部分には
まだ改善の余地があるのかもしれませんが
残りのシーズンは26マルティネスで十分に乗り切れると思います。
全体的に観ますと予想を覆して
怪我から早期に復帰してきた34ジャカの存在は
大きかったと思います。
中盤で少ないタッチでテンポよくボールを回し
チャンスがあればロングレンジのパスを前線に送るプレーは
特に前半はよく効いていたと思います。
34ジャカが不在の間、同じ役割を求められていた
29グエンドゥージと比べますと
やはりアルテタ監督が何を求めているかと言う
戦術的な理解度に大きな差がある印象で
その事を29グエンドゥージが今気が付かなければ
成長はここで止まってしまうかもしれません。
そしてブライトン戦ではバラバラだったチームが
この試合では勝利に向かって一丸になっていたのも
非常に良かったと思います。
まぁ、30℃を超える暑さと
3試合連続当日移動のアウェイの試合だった事もあり
後半はフィジカル的に苦しそうでしたが
前半の様に気持ちの篭ったプレーが出来れば
まだまだ挽回出来る可能性は残っていると思います。
C'mon Arsenal !!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2ベジェリン PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット PL:7G3A EL:2G0A
10エジル PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A
11トレイラ PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ PL:5G6A EL:2G2A
20ムスタフィ PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス PL:2G1A
24ネルソン PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック PL:1G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A
30エンケティア PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ PL:0G2A
34ジャカ PL:0G1A
35マルティネッリ PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A
77サカ PL:0G4A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A
2020年6月25日(木)Premier League, St Mary's Stadium
Goal
(21)30Nketiah
(87)28Willock
Sent off
(86)Stephens
26Martinez
20Mustafi 16Holding 3Tierney
2Bellerin 8Ceballos 34Xhaka 77Saka
19Pepe 14Aubameyang
30Nketiah
(64)19Pepe>>>28Willock
(71)3Tierney>>>31Kolasinac
(80)30Nketiah>>>9Lacazette
(80)8Ceballos>>>15Maitland-Niles
Substitutes
33Macey
5Sokratis
57Smith
24Nelson
10Özil
何はともあれ再開後初勝利に安堵しています。
アクシデント満載だったシティ戦は
仕方がなかったとしても
終盤逆転を許したブライトン戦の敗北は
試合内容的にも非常に悪い試合でしたので
そこからどの様に立て直したかが
注目されました。
この様な状況でアルテタ監督は
ここ2試合使用していた4−3−3から
3−4−2−1にシステムを変更してきました。
メンバー表を見た時には
前節同様に77サカをインサイドハーフに入れる
4−3−3を組んでくると思いましたが
77サカのインサイドハーフは
現時点ではそれ程機能している様には観えませんでしたので
77サカをワイドのポジションで起用したのは
個人的には賛成であり
実際77サカは左サイドのライン側から仕掛けて
良い形を作っていたと思いますので
どの高さで使うかは別としても
ワイドな位置で起用する事が
現在の77サカは一番活きる様に感じます。
一方でその77サカが積極的に高い位置で仕掛けた事もあり
反対サイドの2ベジェリンは多分指示されていたのか
比較的攻め上がるのを自制して
バランスを取っていたと思います。
そして前線も左右均等ではなく
19ペペが右ワイドに開いた位置でプレーする一方で
14オーバメヤンはより中央に絞った位置でプレーする事が多く
時には2トップの様に観える事もありました。
これによりシステム表記上では異なっていても
攻撃時の前線の並びが右から
19ペペ、30エンケティア、14オーバメヤン、77サカと言う
中断前の形に戻った事で
少なくともサイドから仕掛ける形は
ここ2試合よりかなり改善された様に観えました。
一方で守備面も安定していたと思います。
怪我人と出場停止処分を受けて
20ムスタフィと16ホールディングしか
起用出来るCBがいない状況でしたが
そこに3ティアニーを加えた事で
3バックとして良いバランスが
生まれていた様に感じます。
そして中央に配置した16ホールディングは
ブレントフォードとの練習試合では
相手のアタッカーの動きに対して
瞬間的に付いていけなかった場面が何度かあり
負傷後の状態に大きな不安を感じていましたが
この試合では3バックの中央で
流れを見極める冷静さと
フィジカル的な優位さを活かしたカバーリング、
そして高さを活かした空中戦の強さを発揮して
非常に良く効いていたと思います。
また負傷した1レノに代わって起用された26マルティネスも
非常に安定していたと思います。
以前から書いています様に
シュートストップ能力は十分なレベルであり
長くイングランドでプレーしていますので
ゴール前の激しい空中戦にも
以前からしっかりと対応出来ていましたので
基本的に大きな不足感を感じる事はなかったと思います。
それと共に1本の鋭いロングフィードでチャンスを作る場面もあり
1レノにないプラスアルファをアピールした所も良かったと思います。
とは言え、後半はフィードをミスする場面が何度かあり
1試合通してプレーを安定させると言う部分には
まだ改善の余地があるのかもしれませんが
残りのシーズンは26マルティネスで十分に乗り切れると思います。
全体的に観ますと予想を覆して
怪我から早期に復帰してきた34ジャカの存在は
大きかったと思います。
中盤で少ないタッチでテンポよくボールを回し
チャンスがあればロングレンジのパスを前線に送るプレーは
特に前半はよく効いていたと思います。
34ジャカが不在の間、同じ役割を求められていた
29グエンドゥージと比べますと
やはりアルテタ監督が何を求めているかと言う
戦術的な理解度に大きな差がある印象で
その事を29グエンドゥージが今気が付かなければ
成長はここで止まってしまうかもしれません。
そしてブライトン戦ではバラバラだったチームが
この試合では勝利に向かって一丸になっていたのも
非常に良かったと思います。
まぁ、30℃を超える暑さと
3試合連続当日移動のアウェイの試合だった事もあり
後半はフィジカル的に苦しそうでしたが
前半の様に気持ちの篭ったプレーが出来れば
まだまだ挽回出来る可能性は残っていると思います。
C'mon Arsenal !!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2ベジェリン PL:1G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー PL:0G0A EL:0G2A
5ソクラティス PL:2G0A FA:1G0A
8セバージョス PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット PL:7G3A EL:2G0A
10エジル PL:1G2A EL:0G0A CC:0G1A
11トレイラ PL:1G1A EL:0G0A CC:1G0A
14オーバメヤン PL:17G1A EL:3G0A
15ナイルズ PL:0G2A EL:0G0A CC:1G0A
16ホールディング PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ PL:5G6A EL:2G2A
20ムスタフィ PL:0G1A EL:1G0A
21チェンバース PL:1G1A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス PL:2G1A
24ネルソン PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A FA:1G1A
28ウィロック PL:1G0A EL:2G0A CC:2G0A
29グエンドゥージ PL:0G1A EL:0G0A CC:0G1A
30エンケティア PL:2G0A EL:0G0A FA:2G0A
31コラシナツ PL:0G2A
34ジャカ PL:0G1A
35マルティネッリ PL:3G0A EL:3G3A CC:4G0A FA:0G1A
77サカ PL:0G4A EL:2G4A CC:0G1A FA:1G1A
2020-06-26 19:00
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コメント(2)
更新お疲れ様です。
3ポイント取れて本当に良かったです。
守備陣、特に左のティアニーとホールディングは安心して観ていられました。若い2人ですし一気にレギュラー確保してくれると大きいですね。
攻撃陣は…オーバメヤンを活かそうとするとペペはやはり犠牲になってしまうのでしょうか。右足クロスが苦手なせいかどうしても大外でのプレーが窮屈に見えてしまいます。
by eisuke (2020-06-27 15:36)
eisukeさん、コメントありがとうございます。
本当に勝点3取れてホッとしましたよね。
ホールディングが復活するかどうかは今後の守備陣にとっては大きいので、残りの試合で自信を取り戻して欲しいですよね!!
仰る通りペペを活かしきれていませんよね。 ブライトン戦のゴールの様に足下でボールを受けてからカットインして左脚を振り抜くプレーが一番脅威を与えそうですが、一方でチームとしてはワイドな位置でプレーして欲しい様に観えますよね。
この辺りのバランスを修正してもっと活かして欲しいですよね。
では、また。
by silentlucidity (2020-06-27 17:03)