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2020/21シーズンに向けて〜〜補強ポイント:CMF・DMF〜〜 [Arsenal F.C.]

2020/21シーズンに向けて:補強ポイント:CMF・DMF

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〜〜〜CMF・DMF〜〜〜

トーマス・パーテイ(27歳):DMF、右SB
アトレティコ・マドリー
1993年6月13日生
186cm 78kg
ガーナ代表
移籍金 £4300万(バイアウト条項)


デニス・ザカリア(23歳):CMF、インサイドハーフ
ボルシアMG
1996年11月20日生
191cm 80kg
スイス代表
移籍金 £4300万


マルク・ロカ(23歳):DMF、CMF
エスパニョール
1996年11月26日生
184cm 74kg
スペイン
移籍金 £3500万(バイアウト条項)


ダニ・セバージョス(24歳):CMF、トップ下、インサイドハーフ
レアル・マドリー
1996年8月7日生
176cm 65kg
スペイン代表
移籍金 £4300万(バイアウト条項?)


(年齢は2020年9月1日現在)


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この夏の補強ポイントの中で
CBと共に良く噂に挙がるのが
このCMF・DMFだと思います。

その中で最も具体的な話が出ているのが
アトレティコ・マドリーのトーマス・パーテイだと思います。

以前から何度も獲得候補の噂に挙がっている様に
トーマスはアーセナルの中盤に大きな変化をもたらしてくれる
タレントだと思います。

ガーナ代表のトーマスはフィジカル的に非常に強く
その上機動力にも優れており
中盤の広範囲をカバーする献身的な選手であると共に
ここ最近はそのパワーと機動力を活かして
中盤に大きな推進力をもたらすの役割を務める様にもなっており
以前の様なフィジカル的な強さを前面に出していたDMFから
Box to BoxタイプのCMFに変貌してきていると思います。

このトーマスには現在£4300万の
バイアウト条項が設定されている様ですが
アトレティコは流失を阻止する為に
契約更新してバイアウト条項の倍増を目論んでいると言われ
仮に契約更新されてしまうと
アーセナルはもう手を出せなくなってしまいますので
この夏がトーマスを獲得する最後のチャンスだと思います。

一方でこの夏のアトレティコは
攻撃陣の強化を必要としており
その補強候補の一人に9ラカゼットの名前が挙がっている事で
この両者のトレードの話がメディアの中では持ち上がっています。

確かに9ラカゼットはアーセナルの主軸を担っている選手ですが
決してアンタッチャブルな存在という訳ではなく
一方で現在のアーセナルの財政状況では
£4300万と言う金額を
すぐに出せる様な状況でもない事を考えますと
中盤から後ろの強化と安定化を図る為に
9ラカゼットを差し出してトーマスを獲得するのも
個人的にはありだと思っています。

その一方で先日トーマスの父親が
アーセナルとの移籍交渉が存在している事を
メディアにリークしたのが
個人的には非常に胡散臭く感じており
今回のアーセナルとの移籍話は
トーマスがアトレティコからより良い契約条件を引き出す為の
出汁に使われている可能性もあるのではないかと
疑っている自分もいます。

このトーマスの獲得がプランAならば
本当ならば補強資金がない時のプランBが
以前名前が挙がっていた
ル・アブールのパペ・グェイエだったかもしれませんが
既にワトフォードへの移籍が決まってしまいましたので
現状としてプランBが誰なのかは分かりません。

それ以外ではボルシアMGのザカリアや
エスパニョールのロカの名前も挙がっています。

冬の移籍期間でも名前が挙がっていたザガリアは
圧倒的なフィジカル的な強度を誇り
長い脚を活かしたボール奪取能力と
正確にパスを捌く能力、
そして推進力がある所から
「スイスのビエラ」と評されるタレントで
設定されている移籍金も£4300万と
かなり高く設定されています。

£4300万と言う金額は
現在のアーセナルにとっては簡単に出せる金額ではありませんが
ボルシアMGの財政状況がそれ程強固ではない為に
昨今の情勢からもう少し安価な移籍金で
獲得出来る様になる事を個人的には期待していました。
しかしこのザガリアもマンチェスター・ユナイテッドを筆頭に
多くのビッグクラブが獲得に動いている人気銘柄の為に
簡単に値下げに応じる可能性は低く
獲得する為には設定どおりの投資が必要かもしれません。

エスパニョールのロカは
左利きですが右脚も安定しており
テンポ良くパスを捌いて
攻撃の方向付けをすると共に
最前線に送られるロングレンジのパスや
サイドチェンジのパスの精度も高い
司令塔と言う印象です。
そしてボールタッチも柔軟かつ正確で敏捷性も高いので
スペースのない所でもボールを受ける事が出来、
激しいハイプレスを仕掛けてくるチームへの対応も
問題ないと思います。
この様に技術レベルの高さと共に
守備面に関しても
出足が早くボディーコンタクトを恐れない対応と
ボールをハントする技術レベルもしっかりとしており
言うなればスペイン人らしいボランチの選手と言う印象です。

バイアウト条項には£35000万で設定されている様ですが
市場価値はこれから上昇する可能性が高いタレントだと思いますので
投資額的には今が買い時のタレントだと思います。

それ以外では今シーズンローンで加入している8セバージョスを
完全移籍で獲得する案もある様ですが
中長期的にはジダン監督の構想に入っている事から
簡単に手放す可能性は低く
バイアウト条項?の設定通りの
£4300万の投資が必要と言われています。


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アルテタ監督が現在構築しているシステムを考えますと
現在34ジャカが担っている役割と
そのパートナーが担っている
中盤の底の広範囲をカバーしながら
チームに推進力を与える役割の2つの役割が存在しており
この夏はどちらの役割の選手を求めているかによって
ターゲットは変わってくるかもしれませんが
現在中盤の底をカバーしながら推進力を与える役割を担っている
8セバージョスはこの夏にレアルに戻る事になっており
同時に11トレイラも移籍する可能性がある事を考えれば
この役割を担う選手が絶対的に必要になるのは言うまでもなく
今回挙げた選手の中でこの役割を担うのに適しているのは
トーマスとザガリアだと思います。

一方で現在代役がいない34ジャカの役割を求めるのならば
ロングレンジのパスの精度が高いロカが適していると思いますが
優先順位としてはこちらの役割の方が低い様に感じます。

個人的には現在のアーセナルの中盤に欠けている
フィジカル的な強度と
その強度を前面に出す強烈な推進力は魅力的であり
同時に右SBでプレーする事が出来る所から
2ベジェリンのバックアッパー問題も一気に解決してくれますので
仮に9ラカゼットを失ったとしても
トーマスの獲得を希望しています。

一方のザガリアも同じ位魅力的に感じますが
前記の様に基本的に高額投資をしない限り
獲得する事が難しい事を考えますと
9ラカゼットと言うカードがありますので
そのカードを上手く使って
トーマスの獲得を是非実現して欲しいと思います。


・・・つづく。


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