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2019/20冬の移籍期間が閉幕して [移籍情報]

2019/20冬の移籍期間が閉幕して


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IN

リーズ・ユナイテッドから
 ストライカー エディ・エンケティア(20歳)イングランドU-21 ローンバック

フラメンゴから
 CB パブロ・マリ(26歳)スペイン 買取オプション付きローン £420万(推定)

サウサンプトンから
 右SB セドリック・ソアレス(28歳)シーズンローン £100万(推定)


OUT

リンカーン・シティへ
 ストライカー タイリース・ジョン=ジュールス(18歳)イングランドU-19 シーズンローン

ハダースフィールドへ
 攻撃的MF エミール・スミス・ロウ(19歳)イングランドU-20 シーズンローン

1.FCニュルンベルクヘ
 CB コンスタンティノス・マヴロパノス(22歳)ギリシャ シーズンローン

ノーサンプトン・タウンへ
 CMF ジェームス・オラインカ(19歳)イングランド シーズンローン


(年齢は2/1時点)


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アルテタ監督を迎えて初めての移籍期間でしたが
当初から言われていた様に
補強資金が殆どない状況のだった為に
期待する様なビッグネームの補強は
残念ながら実現しませんでしたが
その様な難しい状況の中でも
フラメンゴから22マリを、
サウサンプトンから17ソアレスを
ローン移籍という形で獲得出来たのは
良かったのではないかと思います。

この冬の移籍期間が始まる前に
個人的に補強が必要だと考えていたのは

1、アンカーをハイレベルでこなせるCMF

そして夏に向けて潜在的に補強が必要なポジションに対して
前倒しで冬の移籍期間で補強に動く可能性があるポジションとして

2、主軸になり得る有能なCB

3、10エジルの去就によって攻撃的MF

4、14オーバメヤンと9ラカゼットの去就によって
  来夏以降主軸になり得るストライカー

の4つのポジションでしたが

「1」に関しては
移籍が確実視されていた34ジャカが
アルテタ監督の慰留と
その後の的確な指導と明確な役割を与えられた事で
チーム内外での信頼を取り戻して残留に傾き
その上、本来のポジションで
本来の役割を与えられた11トレイラも
昨シーズン序盤の様なハイパフォーマンスを発揮し始めた事で
このポジションの補強は必要なくなったと思います。
「3」と「4」に関しても
10エジル、14オーバメヤン、9ラカゼット等の去就の問題が
アルテタ監督が就任してからはひとまず鎮静化した事で
この冬に補強する必要性も無くなりましたが、
一方で一向に強度が上がってこない上に
21チェンバースが怪我で離脱してしまった
「2」のCBに対しては
この冬の移籍期間での補強は
避けては通れない状況だったと思います。

しかし、夏の移籍期間の間に獲得した選手の多くを
分割払いと言う形で移籍金を工面していた事からも
現在のアーセナルに完全移籍で
選手を獲得するだけの予算がないと言うのは
誰もが知る所であり
仮に完全移籍という形で選手を獲得するのであれば
まず既存の選手を売却する事で補強資金を獲得する事が
必須の状況だったと思います。

その売却候補として当初は
グナとの関係性が壊れていた34ジャカ、
エメリ監督下では戦力外だった20ムスタフィ、
そしてフロントが放出したがっている最高給取りの10エジル等の
名前が挙がっていましたが
34ジャカと10エジルに関しては
アルテタ監督がチームの中心として起用している事から
この2人の移籍の話は立ち消えとなり、
同時に21チェンバースが長期離脱した為に
頭数が足りなくなったCBの20ムスタフィを
放出するプランも当然ながら棚上げになりまいました。

一方で怪我に伴いスアレスを失ったバルセロナが
その穴埋めとしてアーセナルのエースである
14オーバメヤンの獲得に動いていたと言う噂もありましたが
この移籍話も回避する事が出来たのは
非常に良かったと思います。

仮に14オーバメヤンがバルセロナに引き抜かれていたら
£5000万程の補強資金を得る事になっていたと言われていますが
チームの得点王である14オーバメヤンと
£5000万の補強資金を天秤に掛けたとしても
当然ですがチームの為には14オーバメヤンの方が
遥かに重要だと言う事は言うまでもないと思われます。

この様に新たに補強資金を得られなかった為に
ローン移籍と言う形での補強を
模索しなければならなくなりましたが
その様な状況の中でCBと右SBの
2つのポジションの補強を実現した
フロント陣の立ち回りは評価に値すると思います。

そう言う訳で以前から何度となく噂に挙がっている
RBライプツィッヒのウパメカノ等は
獲得するのに高額な移籍金が必要であり
この冬の移籍期間で獲得に動く様な
現実的なターゲットにはなり得ず、
冬の移籍期間の間に現実味を帯びた噂として挙がっていた
シャフタール・ドネツクのマトヴィエンコ等を
ローン移籍での獲得を模索していた様ですが
条件面等がまとまらずに実現しない中で
最終的に獲得したフラメンゴの22マリが
主軸になり得るCBなのかどうかは別として
財政的な面においては非常に適した補強だったと思います。

一方で17ソアレスの獲得は意外だったと思います。
確かに2ベジェリンのバックアッパーが不在だった様に
右SBのポジションも潜在的には
補強が必要なポジションだったと思いますが
パリSGのクルザワの獲得の噂があった様に
この冬の移籍期間の間では
3ティアニーが離脱中で
31コラシナツが筋肉系の怪我を繰り返している
左SBの方が補強の必要性が高かったと思います。
しかしその様な状況でも
「右SB」の17ソアレスを獲得したと言う事は
ただ単に安価なローン移籍で獲得可能だっただけと言うだけではなく
アルテタ監督の意向もあったと推測されます。

どちらにせよ、両選手共に
チーム力をすぐに挙げる様な補強ではなく
チームの穴を埋める
バックアッパーからのスタートだと思われますが
そこからチャンスを掴んでしっかりとした結果を出して
来夏に正式に獲得する事になる位の活躍を観せてくれれば
現在の脆弱なアーセナルのDFラインも
改善されるかもしれませんので
大いなるサプライズを起こしてくれる事を
期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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1 ベルント・レノ(27)
2 エクトル・ベジェリン(24)(HG)
3 キーラン・ティアニー(22)
4 
5 ソクラティス・パパスタソプーロス(31)
6 
7 
8 ダニ・セバージョス(23)
9 アレクサンドル・ラカゼット(28)
10 メスト・エジル(31)
11 ルーカス・トレイラ(23)
12 
13 
14 ピエール=エメリク・オーバメヤン(30)
15 エインズリー・メイトランド=ナイルズ(22)(HG)
16 ロブ・ホールディング(24)(HG)
17 セドリック・ソアレス(28)
18 
19 ニコラ・ぺぺ(24)
20 シュコドラン・ムスタフィ(27)
21 カラム・チェンバース(25)(HG)
22 パブロ・マリ(26)
23 ダヴィド・ルイス(32)
24 リース・ネルソン(20)(U-21)(HG)
25 
26 エミリアーノ・マルティネス(27)(HG) 
27 
28 ジョー・ウィロック(20)(U-21)(HG)
29 マテオ・グエンドゥージ(20)(U-21)
30 エディー・エンケティア(20)(U-21)(HG) 
31 セアド・コラシナツ(26)
32 
33 マット・メイシー(25)(HG)
34 グラニト・ジャカ(27)
35 ガブリエウ・マルティネッリ(18)(U-21)
  

リザーブ登録

77 ブカヨ・サカ(18)(U-21)(HG)


シーズンローン
4 モハメド・エルネニー(27)
7 ヘンリク・ムヒタリアン(31)
27 コンスタンティノス・マヴロパノス(22)
32 エミール・スミス・ロウ(19)(U-21)(HG)
  ウィリアム・サリバ(18)(U-21)


ホームグロウン 6名
非ホームグロウン 15名
U-21 6名
ローン 5名

(年齢は2/1現在)


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