パブロ・マリをフラメンゴから獲得！！

パブロ・マリ（２６歳）をフラメンゴから獲得しました。

移籍形態やローンフィーに関して
最終段階に来て多少ゴタゴタがありましたが
無事、フラメンゴのパブロ・マリの獲得に
成功しました。


１９９３年８月３１日生
１９３cm　８７kg
スペイン
背番号　
移籍金　買取オプション付きローン移籍　£４２０万（推定）

フラメンゴ通算　３０試合先発：３ゴール１アシスト


マリは元々２０１６年夏に
ヒムナスティック・タラゴナから引き抜かれて
マンチェスター・シティに加入しましたが
その後、ジローナ、NAC、デポルティーボ・ラ・コルーニャへ
ローン移籍を繰り返した末、
昨夏に£１５０万（推定）の移籍金で
フラメンゴへ売却されてしまいました。

最終的にマンチェスター・シティでは
１度も出場機会を得る事が出来ませんでしたが
ローン移籍先である
NACやデポルティーボ・ラ・コルーニャでは
正CBとしてシーズン通して活躍し、
昨夏移籍したフラメンゴでも中心選手として
ブラジル全国選手権とコパ・リベルタドーレス杯の優勝に貢献し
クラブ・ワールドカップでは
決勝でリバプールと対戦した様に
ここ数シーズンの間に経験値と
しっかりとした実績を高めてきたと思います。

そのマリの最大の武器は上背とそれに伴う長い脚だと思います。
背後からでもボールをカットする事が出来る長い脚と
その長い脚を活かした深いタックルは非常に強力であり
更に１９３cmの上背と共に跳躍力も優れている事で
空中戦では絶対的な強さを観せていると思います。
その一方でスピードや俊敏性は平凡であり
足下のテクニック面も平均的だと思います。
ロングフィードも蹴りますが
その左脚から放たれるフィードは
攻撃的なフィードと言うよりも
丁寧に届ける様なフィードと言う印象で
ショートレンジのパスも
フラメンゴで観せている様なパススピードでは
PLでは苦労すると思います。

そういう意味でばどちらかと言うと
古典的なストッパーと言う印象で
その辺りがペップの下で出場機会が得られなかった
理由だったのかもしれません。
同時にバックラインからパスを繋いで
ボールを支配するポゼッションスタイルの復活を目指している
現在のアーセナルにとっても
本当に適したCBなのかどうかは
現時点ではやや疑問に感じています。

とは言え、21チェンバースが
左膝関節前十字靭帯断裂の為に長期離脱中であり、
16ホールディングもコンディションレベルが
まだ実戦レベルに到達出来ておらず、
更に未だに失点に繋がる様な決定的なミスを繰り返す
20ムスタフィは信頼に値するとは言えない状況を考えれば
この冬にCBの補強は避けて通る事が出来なかったと思います。

しかも殆ど予算がない状況で
補強しなければならなかった状況を考えれば
ローン移籍で獲得出来たマリは
財政的には良い選択だったのかもしれません。

そして買取りオプションが付いている事で
残りのシーズンで結果が出れば
来夏に買取りオプションを行使して獲得する事も可能ですし
反対にやはりPLでは通用しなかった時には
もう一度仕切り直して
来夏に新たなCBの補強に動く事も可能ですので
総合的には良い取引なのかもしれません。

何はともあれ、実際指導した場面はなかったかもしれませんが
多少なりともマリの利点と共に問題点を理解していると思われる
アルテタ監督が獲得にゴーサインを出した事を信頼し、
現状のアーセナルの最大の弱点である
CBの改善に一役買ってくれる事を期待したいと思います。


C'mon Arsenal !!


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IN

リーズ・ユナイテッドから
　ストライカー　エディ・エンケティア（２０歳）イングランドU-21　ローンバック

フラメンゴから
　CB　パブロ・マリ（２６歳）スペイン　買取オプション付きローン£４２０万（推定）


OUT

リンカーン・シティへ
　ストライカー　タイリース・ジョン=ジュールス（１８歳）イングランドU-19　シーズンローン

ハダースフィールドへ
　攻撃的MF　エミール・スミス・ロウ（１９歳）イングランドU-20　シーズンローン

1.FCニュルンベルクヘ
　CB　コンスタンティノス・マヴロパノス（２２歳）ギリシャ　シーズンローン

ノーサンプトン・タウンへ
　CMF　ジェームス・オラインカ（１９歳）イングランド　シーズンローン


（年齢は２／１時点）