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冬の移籍期間に向けて2019/20、その1 [Arsenal F.C.]

冬の移籍期間に向けて2019/20、その1

Arsenal 1.jpgエメリ監督が解任された後
リュングベリが暫定監督に就任しましたが
正式に新監督が就任するまでは
不透明な要素が多くありますが
とりあえず冬の移籍期間に入る前に
ここまでの各々のポジションの状況から
振り返ってみたいと思います。


〜〜GK〜〜

昨シーズン限りでチェフが引退したGKのポジションは
レディングへのローン移籍で経験を積んで戻ってきた
26マルティネスの成長もあり
盤石のポジションだと思います。

昨シーズンから引き続き正GKに就いている1レノは
優れたシュートストップ能力を発揮して
「ざる」の様な守備組織から漏れてくる
危険なシュートからゴールを守り続け
一時期のユナイテッドのデ・ヘアの状況と同じ様に
1レノがいなければ現在のアーセナルは
もっと悲惨な状況にまで落ち込んでいたと思います。

そして昨シーズン懸念だったハイボールの処理も
かなり改善されてきている様に観えますので
大きな穴は観られなくなったと思います。

一方でルール改正に伴い
バックラインから丁寧に繋ぐスタイルを
アーセナルも積極的に導入していましたが
それに対する相手チームの激しいプレスに
ミスを犯す場面が何度かあり
1レノだけの問題ではありませんが
この辺りの連係面の問題は
改善しなければならないと思います。

一方の26マルティネスは現状では
ELとカップ戦のみでしか起用されていませんが
その限られた出場機会でも
十分に納得出来るパフォーマンスを観せており
仮に1レノが離脱する様な事があったとしても
26マルティネスがいれば大きな不安はないと考えます。
実際ここ最近は連続してアルゼンチン代表にも呼ばれる様になった様に
一般的にも評価を高めていると思いますので
26マルティネスに対する一番の懸念材料は
正GKとして他のクラブに引き抜かれないかどうかだと思います。

第3GKの33メイシーは
ファーストチームでの出場機会がまだ与えられていませんが
1レノと26マルティネスに問題がなければ
シーズン後半はファーストチームでの出場経験を得る為に
ローン移籍を視野に入れても良いかもしれません。

仮に冬の移籍期間で
33メイシーがローンに出たとしても
1レノと26マルティネスの2人が
大きな怪我で離脱する様な事がなければ
補強の必要性はないと思われます。


〜〜CB〜〜

これまで主軸だったコシールニーが退団し
代わりにチェルシーから23ルイスを獲得しましたが
残念ながら今のところ守備陣の問題の解決には
至っていないと思います。

しかしその問題の責任の全てが
個々の選手にある訳ではなく
根本的に守備組織の脆弱さが
最も大きな問題だったと思われ、
その脆弱な状態の守備組織を
各々の選手の個の力でなんとか凌いでいたと言うのが
シーズン前半の状況だったと思います。

ここまでのシーズン前半は
5ソクラティスと23ルイスの
ベテラン2人を軸に起用してきました。
この2人のCBは球際の強さを特徴とするタイプであり
それがハマると鉄壁の守備を観せてくれますが
一方で安定感という部分では
多少なりとも不安があるコンビだと思います。

最近の5ソクラティスはファールまがいのプレーで
相手を抑えなければならない場面が増えてきている様に
フィジカル的にはスピードやクイックネスが落ちてきている印象で
同様にプレースピードや状況判断のスピードも落ちてきており
年齢的な問題が出てきている様に観えます。

一方の23ルイスは以前から言われている様に
突然集中力が切れてしまう場面が何度かあり
それにより信じられない様な決定的なミスを犯してしまう所は
アーセナルに移籍してきても変わっていません。

左膝前十字靭帯断裂のケガから復帰してきた16ホールディングは
ここまでELとカップ戦を中心に起用されて
コンディションの向上に努めていますが
現在も左膝関節のコンディションが整っていない為に
完全に実戦に復帰出来ておらず
やはりベストな状態に戻るのはもう少し時間が必要に感じます。

また、夏の段階でほぼ戦力外宣告を受けながらも
アーセナルに残留した20ムスタフィは
ELとカップ戦を中心に起用されていましたが
それらの試合ではそれなりのパフォーマンスを観せていたと思います。
そこでリュングベリが暫定監督に就任してから
PLでも起用されましたが
やはりPLでは以前の様な不安定なプレーが顔を出してしまい
その後は起用されていない事からも
厳しい状況は変わっていないと思います。

反対に開幕当初は微妙な立場だった21チェンバースは
エメリ監督の信頼を勝ち取って
2ベジェリンが復帰するまでは
15ナイルズに代わって右SBで起用され
CBとしても5ソクラティス&23ルイスに次ぐ
3番手の立ち位置を確保しました。
そしてリュングベリが暫定監督に就任してからは
更に序列を上げてきた印象で
先発での起用も増えてきています。

今シーズンのCB陣は頭数的には足りていますが
個々の選手のレベル的には十分ではなく
特に先程も書きましたが脆弱な守備組織を
完全に個の力に頼って凌いでいた現状でしたので
「good」や「better」レベルのCBではなく
ワールドクラスに準じる様な「best」なCBが
本当は必要だったのだと思います。
しかし5ソクラティスにしても23ルイスにしても
残念ながら現在のアーセナルには
その様なレベルのCBはいません。

それと共に5ソクラティスと23ルイスの現行契約は
2021年夏までと言われていますので
早ければ来夏には去就の問題に直面しする事になると思いますが
年齢的には下り坂に入っている現状を考えますと
速やかに契約延長がなされるとは思えません。

そして21チェンバースにしてもCBとしての能力よりも
そのユーティリティー性が最大の魅力の選手だと思いますので
今後もレギュラークラスの選手の一人であったとしても
完全にCBの主軸になり得るかどうかには疑問を感じます。

そうなりますと来シーズンからは
16ホールディング&ローンバックしてくるサリバを軸に
21チェンバースがフォローする形が
現実的な布陣になる可能性がありますが
それでは頭数的にも足りなくなります。

新たに就任する監督によっては
しっかりとした守備組織が構築されて
現在の布陣でも十分な強度が得られる様になる可能性もありますが
来夏には頭数的に足りなくなる可能性がある事を考えますと
チャンスがあれば夏の補強戦略を前倒ししてでも
この冬に新たなCBの補強に動く必要があるかもしれません。


〜〜SB〜〜

このポジションは
右SBの2ベジェリンと左SBの3ティアニーが
怪我の影響で出遅れた影響で
やや問題を抱えていたと思いましたが
この2人が復帰した事で
状況は好転する事が期待されるはずでした。

シーズン序盤の右SBは15ナイルズが務めていましたが
昨シーズンと同様に守備面での危うさが改善出来ておらず
攻撃面でも中途半端な部分が目に付いてしまい
シーズン途中から21チェンバースに
そのポジションを奪われてしまいました。

その21チェンバースは攻撃面に関しては
単調な仕掛けしか出来ない部分に不満を感じますが
一方で守備面に関してはCBを務める事が出来る様に
15ナイルズに比べて安定しており
相手に押し込まれた時には中に絞って3CBの様に
ゴール前を固める様な振る舞いを観せる事も出来ます。

それと共に21チェンバースは
常に全力でファイト出来る所も好感が持て
「SBのポジションは本職ではないので、、、」と
言い出してしまった15ナイルズよりも
与えられたポジションをガムシャラにプレーする
21チェンバースの方が
信頼が出来る状況だと思います。

一方でモンレアルが移籍した左SBは
開幕当初は3ティアニーが怪我で離脱していた事もあり
31コラシナツが一人でカバーしていましたが
今シーズンも調子に波があると言いますか、
組織の中でのプレーが苦手と言いますか、
良い時と悪い時に差がある様な印象でした。

調子が良い時は攻守に於いて周囲と上手く連動しながら
持ち前のフィジカル的な強さを前面に出したプレーで
左サイドを席巻しますが
反対に調子が良くない時は
周囲と上手く噛み合わなくなって
孤立する様な場面が目立つ様になり、
守備面に関してもバタついてしまう場面が多くなり
全体的に何かが足りない印象は否めませんでした。

一方で9月末に怪我から復帰した
新加入の3ティアニーのファーストインプレッションは
非常に可能性を感じる物だったと思います。
スピードがあるのは勿論の事、
ロングスプリントも可能な走力と
そかからの帰陣の早さ、
そして何よりもどの様な状況からでも
正確なクロスを送る事が出来る左脚の精度は絶品で
31コラシナツからポジションを奪うのは
間違いがない状況だったと思います。
それだけに右肩関節脱臼を負ってしまい
約3ヶ月の離脱が決まってしまったのは
非常に残念でした。

一方でELとカップ戦でコンディションの向上を努めてきた
2ベジェリンも11月に入りやっとPLの試合にも復帰しましたが
現状の2ベジェリンは初速も加速も
以前の様なスピードを取り戻せておらず、
度々筋肉系のトラブルが出ている様に
ベストなコンディションに戻るまでには
まだもうしばらく時間が必要だと思います。

シーズン後半の右SBは
2ベジェリンをコンディションと相談しながら起用しつつ、
21チェンバースがバックアップする形で乗り切れると思いますが
一方の左SBは3ティアニーが復帰してくるまでの約3ヶ月の間は
31コラシナツが一人でカバーする必要が出てきており
非常に心配です。

3ティアニーが離脱した為に手薄になったとは言え
この冬の移籍期間で左SBを補強する可能性は
殆どないと思われますが
先日のシティ戦で31コラシナツも怪我を負ってしまった様に
31コラシナツも長期離脱する様な事態が起こった時に
それに対する対処の方法を
予め準備しておく必要があると思います。

以前左SBで起用された経験のある15ナイルズに任せるのか?
それともユーティリティー性に優れる
21チェンバースに任せるのか?
もしくはリザーブの選手で穴を埋めるのか?
準備が必要だと思います。


〜〜CMF・DMF〜〜

このポジションは大きな問題を抱えていると思います。

今シーズン前半のこのポジションは
アンカー+2インサイドハーフの3センターと
ダブルボランチの2つのシステムを併用し、
それを34ジャカ、29グエンドゥージ、11トレイラに加え
ローンで獲得した8セバージョスと
リザーブから本格的に昇格した
28ウィロックの5人で回していましたが
先日のブーイング事件でグナとの関係性がこじれた34ジャカと
出場機会が恵まれていない11トレイラが
この冬にアーセナルを退団する可能性が出てきており
早急に補強が必要なポジションになっていると思います。

しかし34ジャカと11トレイラの去就に関わらず
アンカーに関しては元々問題がある様に感じます。

現行のスカッドではアンカーのポジションは
主に34ジャカが務めていましたが
ロングレンジのパスを送る事が出来る所が
34ジャカの最大のポイントである一方で
全体的にプレーのリズムが遅い為に
チームに勢いをもたらす様なテンポアップする事が出来ず
その上、一人でアンカーを務めるには機動力が乏しい為に
DFラインの前のスペースをカバーしきれない場面が
散見される所は問題だと思います。

DFラインの前のエリアをカバーするという意味では
守備面に特徴がある11トレイラもいますが
シンプルにパスを捌く事は出来ますが
リズムを変えたりテンポアップする様なパス捌きには
不足感を感じます。
そしてディフェンス面に関しても
どちらかと言うと相手の先手を打つ様に前に出る様な
ディフェンススタイルが最大の強みである一方で
反対に待ち構える様なディフェンスは
それほど強力ではない事を考えますと
DFラインの前のエリアでを埋める様な役割で起用する事が
適しているかどうかには
個人的には疑問があります。

更にエメリ監督が迷走していたと言われる象徴的な部分が
11トレイラをインサイドハーフで起用して
より攻撃的な役割でプレーさせていた所かもしれません。
元々は攻撃的MFとしてヨーロッパに上陸した経緯もあり
ゴール前に顔を出す事は嫌いではないと思いますが
その一方で高い位置でプレーする事は
本当の意味で11トレイラの強みを活かすプレーではありませんので
本人も異なった役割を求められていると感じていた様に
この起用法に関しては大いに疑問を感じます。
よって11トレイラを活かす為には
ダブルボランチの一角で起用する形が
一番活きる様に感じます。

34ジャカが離脱してからは
29グエンドゥージがアンカーを務めた試合もありましたが
厳密には29グエンドゥージは
アンカータイプの選手ではないと思います。
確かに29グエンドゥージはリズム良くパスを捌き
テンポを変える様なパスを送る事は出来ると思いますし、
フィジカル的な強度はそれ程高くありませんが
機動力があり、球際で戦う事が出来る
メンタル的な強さを兼ね備えていますので
アンカーのポジションもそれなりにこなすと思います。
その一方で、29グエンドゥージの一番の強みは
ボールと共に動きながらゲームをコントロールする所にあり
それにより状況を前に推し進める推進力こそが
一番のストロングポイントだと思いますので
中盤の底に縛り付けておく事が良い様には
個人的には思えません。

よって34ジャカや11トレイラの去就に関わらず
元々盤石ではなかったアンカーのポジションは
潜在的に補強が必要なポジションだったと思います。
そしてこの冬の移籍期間で34ジャカや11トレイラの去就が
不透明な事を考えますと
この冬に補強に動く必要がある様に感じます。

反対にインサイドハーフに関しては
28ウィロックの台頭で充実したと思います。
昨シーズン同様にゲームを作りながら
ボールと共に前に推し進める推進力がある29グエンドゥージ、
より攻撃的MFタイプでアタッキングサードで
決定的なパスを送る事が出来る8セバージョス、
運動量と機動力に優れる
「Box to Box」タイプの28ウィロック、
そして攻撃的な面を意識しすぎている所は問題ですが
守備的な仕事が出来る11トレイラと
タイプの異なる選手が揃っていると思いますので
現状としてはこのポジションに新たな選手は必要ないと思います。

また、ダブルボランチを組む場合にも
機動力と守備力のある11トレイラと
ゲームを作る事が出来る選手を組ませれば
安定したユニットが組めると思いますので
現在のスカッドの人員的には
3センターよりもダブルボランチの方が
安定させる事が出来るのかもしれませんが
これも11トレイラの去就次第では
守備力のある選手の補強が必要になるかもしれません。

現状を考えますと3センターのアンカーを
ハイレベルでこなせる様なタイプの選手を
必要としている所は間違いなく
その上、34ジャカと11トレイラの去就が不明瞭になった現状を考えますと
冬の移籍期間で補強に動く必要があるポジションの中でも
このポジションが最も補強が必要なポジションなのかもしれません。


〜〜トップ下・サイドアタッカー〜〜

この夏にイウォビとムヒタリアンが去った
このポジションの陣容は
新加入の19ペペを筆頭に
ローンから帰ってきた24ネルソンと32スミス・ロー、
そしてリザーブから昇格してきた77サカが加わって
大きく様変わりをしたと思います。

しかしクラブレコードの移籍金でリールから獲得した19ペペは
まだPLのスタイルに適応出来ておらず
もうしばらく時間が必要かもしれませんが
先日のウエスト・ハム戦で右サイドからカットインしてきて
右45度からゴール左上の隅に突き刺す
得意の形のゴールを決めましたので
このゴールを契機にシーズン前半の呪縛から
解放される事を期待します。

そして共にローン移籍から復帰してきた
24ネルソンと32スミス・ロウも怪我などもあり
本来の実力を発揮しているとは言いきれず
ここまでのシーズン前半は不発に終わっています。
よってシーズン後半もカップ戦を中心に
実績を積み重ねて信頼を得る段階と言えるかもしれません。

一方で同じく本格的にファーストチームに昇格した77サカは
予想を上回る活躍を観せたと思います。
18歳の77サカは背番号が示す様に
本来はU-18のカテゴリーの選手ですが
今シーズンは飛び級でここまで多くの公式戦で起用され
自らの力を証明する様なサプライズを観せてくれました。

しかしこの様に陣容が様変わりする中で
本来ならば攻撃陣の中心になってもおかしくない
10エジルは不遇の時を過ごしていました。

その10エジルは少なくともプレシーズンでのプレーは
決して悪くはなかったと思います。
しかし強盗未遂事件に巻き込まれてから状況は一変してしまい
その後多くの試合ではベンチにすら入らない時間を
過ごす事になりました。
勿論、強盗未遂事件の影響で
プレーに集中出来る状態ではなかったのかもしれませんし、
その間にコンディションを落としてしまったのかもしれませんが
結局、エメリ監督は準備が出来ていないと言う理由で
長い間メンバーから外し続けていました。

予々エメリ監督はピッチの上でファイトする姿を
観せる事が出来ていない10エジルに
苦言を呈していたのは周知の事実であり
自らが理想とするチーム戦術に
10エジルは適した選手ではなかったのかもしれません。

まぁ、確かにエメリ監督が目指していたチーム戦術が
往年の「キック・アンド・ラッシュ」を彷彿とする
ロングキックを多用するスタイルだったと言うのならば
中盤を省略するその「キック・アンド・ラッシュ」が
10エジルに適していないと言うのは言うまでもありませんが、、、。

しかし、昨シーズンから続いていた
シュートチャンスの減少の問題は
新たなスタイルを導入した今シーズンも
全く改善の兆しが観られなかった事を考えても
スカッドの中で最も創造性が溢れる10エジルを
メンバーから外す理由にはならなかったと思います。

その一方で現在のアーセナルのフロント陣は財政面から
高給取りの10エジルを放出したがっている可能性は否めず
大人の事情によりいつ何時移籍するかもしれません。
特に現行契約が2021年夏までと言われている関係上
来夏には本格的な去就問題が出てくると思われます。

とは言え、ここ最近の最悪の状態を改善させる術を
一向にクラブが提示出来ていない状況に
10エジルは大きな不満を抱いているのは事実であり
速やかに現状が改善されなければ
10エジルの方から早々にチームを去る決断を下しても
おかしくない状況かもしれません。

新たな顔ぶれになった2列目の布陣は
現状としては19ペペを含めて
才能の溢れる若い選手たちの成長待ちの状況は否めず
更に10エジルの去就次第では
チャンスメイク力の優れる新たな攻撃的MFの補強が
潜在的に必要だと思いますので
この冬に補強に動くかどうかは別としても
この冬からアンテナを張り巡らしておく必要はあると思います。


〜〜ストライカー〜〜

現状のこのポジションは14オーバメヤンと9ラカゼットと言う
2人のワールドクラス級のストライカーを擁していますので
大きな不足感はなく
その上この夏に獲得した35マルティネッリが
結果を出していますので
補強の必要性はないと思います。

その一方でこの2人の契約延長交渉は
一向に進展する兆しが観られず
来シーズン以降の去就は不透明な状況だと思います。

その契約延長交渉の障壁になっていると言われているのが
CL出場権を獲得出来るかどうかであり
来シーズンのCL出場権を取り逃がす様な事があれば
2人共そろって退団する可能性も十分に考えられます。

仮にこの2人が来夏に退団する様な事になりますと
来シーズンは35マルティネッリと
ローン中の30エンケティアが軸になる事になりますが
この2人は将来性は十分にあると思いますが
CL出場権の奪還を目指すチームとしては
インパクトが弱いのは言うまでもなく
この冬に補強に動く可能性は少ないとしても
来夏は潜在的に補強が必要になる可能性があると思います。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

この冬に補強が必要なポジションは

1、アンカーをハイレベルでこなせるCMF
 
このポジションは34ジャカと11トレイラの去就によっては
その必要度は更に向上すると思います。

そして夏に向けて潜在的に補強が必要なポジションは

1、主軸になり得る有能なCB

2、10エジルの去就によって攻撃的MF

3、14オーバメヤンと9ラカゼットの去就によって
  来夏以降主軸になり得るストライカー

等が挙げられますが、
最も早急に解決しなければならないのが
新監督の人事だと思います。

その上で初めて補強の話が
出来る様になると思いますが
元々この夏に獲得した選手の多くは
補強予算が限られていた為に
移籍金の分割払いと言う形で獲得した関係上
噂によれば来シーズンも£3500万程度の支出が
既に決まっていると言われており
財政的にこの冬に補強に回せる予算が
ある様には思えません。

よって新たに就任する監督には
現在のスカッドの選手達の特性を理解し
その選手を的確に活かす様な組織の構築が求められ、
仮に補強に動くとしても
選手の売却とセットで行われるか
ローンで獲得出来る選手に限られると思われます。

次はこの夏の新加入選手に関して考えてみたいと思います。


C'mon Arsenal !!


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