SSブログ

EL3:ARSENAL vs Vitoria [Arsenal マッチリポート]

ARSENAL 3−2 Vitoria
2019年10月24日(木)Europa League, Emirates Stadium

Goal
 (9)Edwards
 (32)35Martinelli(←3Tierney)
 (37)Duarte
 (80)19Pepe
 (90)19Pepe
 

26Martinez

2Bellerin 20Mustafi 16Holding 3Tierney

11Torreira  28Willock

15Maitland-Niles   32Smith Rowe   35Martinelli

9Lacazette


(46)15Maitland-Niles>>>29Guendouzi
(46)28Willock>>>8Ceballos
(75)9Lacazette>>>19Pepe


Substitutes
 1Leno
 31Kolasinac
 21Chambers
 77Saka


Arsenal 1.jpg辛勝でした。

グループFで2連敗中のヴィトーリアを
エミレーツに迎えたグループステージ第3戦は
守備陣の緩さを突かれて
先行される嫌な流れを
19ペペのFK2発で何とか逆転して
3連勝を飾りました。

先発はGKは26マルティネス、
DFラインはELグループステージの前節と同様に
右から2ベジェリン、20ムスタフィ、
16ホールディング、3ティアニーが並びました。
中盤はCMFは11トレイラと28ウィロックが組み
2列目に右に15ナイルズ、左に35マルティネッリ、
トップ下に32スミス・ロウが入りました。
そして1トップを9ラカゼットが務める
4−2−3−1で始まりましたが
試合途中から32スミス・ロウが左に回り
35マルティネッリと9ラカゼットが2トップを組む
4−4−2にシステムの変更がありました。

試合はリズム良く始まった様に観えましたが
すぐにヴィトーリアのサイドからの攻撃に曝されてしまい
危険な場面を作られてしまいました。

2分過ぎ、タプソバからのパスを右サイドで受けたハニンから
2ベジェリンと20ムスタフィの間のハーフスペースに入ってきた
ダビッドソンに繋げられ
そのダビッドソンからの折り返しを
ダ・シルバに合わされてしまいました。
幸いその折り返しが若干ズレたお陰で
ジャストミートせずに枠を外してくれましたが
タイミングが合っていたら非常に危険な場面になっていたと思います。

3分過ぎ、ダビッドソンからのスルーパスで
左サイドを駆け上がってきたガルシアに抜け出されてしまい
そこから送られた折り返しを
ペナルティ内で受けたアルメイダに
16ホールディングがかわされてシュートを撃たれてしまいました。
幸いこのシュートも体勢を崩していた事で
強いシュートを撃つ事が出来ずに
26マルティネスが的確にセーブしてゴールは守られましたが
この場面もCBの手前に出来てしまうスペースを
的確に突かれた非常に危険な場面でした。

そしてそのサイドからの仕掛けから
先制点を奪われてしまいました。

9分、GKのミゲル・シウヴァからのフィードのルーズボールを
アルメイダ〜エドワーズ〜ガルシアと繋いで
左サイドを侵入してきた所から
ガルシアが送ったマイナス方向の折り返しを
ペナルティ内で受けたエドワーズに決められてしまい失点。

ここまでの僅か数分の間でも分かります様に
ヴィトーリアは
現在のアーセナルのDFラインの周囲の至る所に
スペースが出来てしまうと言う問題点に対して
的確なプランを練ってきた様に感じます。

この失点を契機に?
システムを4−2−3−1から
9ラカゼットと35マルティネッリの2トップの
4−4−2に変更されましたが
今度はミスからピンチを招いてしまいました。

14分過ぎ、中盤でパスを受けた28ウィロックが
右方向へ送ったパスが誰にも収まる事なく
ダビッドソンに奪われてしまい
そのままドリブルで持ち込まれた所から送られたパスを
右サイドの深い位置で受けたハニン折り返されてしまいました。
その折り返しは20ムスタフィがブロックしましたが
そのこぼれ球がペナルティ内で大きく跳ね上がった所を
ポハにダイレクトボレーで狙われてしまいました。
幸いポハのシュートもヒットせずに救われましたが
28ウィロックにしてみれば
20ムスタフィが前に上がってくる事を見越して
スペースにパスを出したのだと思いますが
そのイメージが共有出来なかった様に
この頃からパスがズレてしまう場面や
動きが逆を突いてしまうなど
イメージの共有がなされなくなり
チームの歯車はどんどん狂い出していったと思います。

その様な中でも何度かゴールに迫る場面はありました。

16分過ぎ、左サイドに開いていた9ラカゼットに向けて
パスを出した32スミス・ロウが
その9ラカゼットからのリターンを受けて
ペナルティの中に侵入し右脚を振り抜きました。
そのシュートはタプソバにブロックされてしまいましたが
9ラカゼットからのリターンを受けた
32スミス・ロウの反転しながら
マークに付いていたアグをかわして
前を向いく一連の動きは
センスを感じる完璧な動きだったと思います。
惜しまれるのは少しボールが流れてしまった為に
タプソバに寄せられてしまいましたが
前を向いてすぐのタイミングで右脚を振り抜く事が出来れば
更に大きなチャンスになっていたと思います。

その後もサイドを破られる場面がありました。

22分過ぎ、ゴールキックに対してダ・シルバが
ヘッドで前方に送ったボールを受けたダビッドソンに
右サイドを駆け上がってきたハニンに
ヒールパスで繋げられてしまい
そのまま深い位置まで侵入してきたハニンに
ゴール前に鋭いクロスを入れられてしまいました。
そのクロスは16ホールディングがクリアーしましたが
サイドで数的不利に陥り易い状況は
メンバーが変わっても同様に繰り返されてしまう所を見ますと
この場面でも駆け上がってきたハニンに
15ナイルズが付いて戻ってこなかったと言う
個々の問題だけではなく
根本的な守備コンセプト等に問題があるのかもしれません。

しかし時間が経つにつれて
再び少しづつ噛み合い出したアーセナルは
ゴールに迫り始めました。

28分過ぎ、15ナイルズから送られた
右サイドへのスペースへのパスで抜け出した2ベジェリンから
鋭いクロスが送られましたが
そのクロスは35マルティネッリの懐に入りすぎてしまった為に
押し込めず。

2ベジェリンのイメージとしては
マークの付いているCBがギリギリ届かず、
そして35マルティネッリの立ち位置から脚を伸ばせば
ギリギリ届く様なコースを狙ったのかも知れませんが
クロスが出てくるタイミングを読み取るのが上手い
35マルティネッリはそこから更に1歩前に出れてしまうので
本当はあと1m程前方に
クロスを送っても良かったのかもしれません。

30分過ぎ、11トレイラからの
楔のパスを受けた9ラカゼットが
2人に囲まれながらボールを走り込んできた11トレイラに繋ぎ
そこから右サイドの2ベジェリンに繋いだ所から
折り返しが入れられました。
そのクロスはブロックされてしまい
チャンスは広がりませんでしたが
従来の素早いコンビネーションを観せる場面が
増えてきた印象です。

流れがアーセナルに向き始めた所で
同点ゴールが生まれました。

32分、11トレイラからの楔のパスを受けた
28ウィロックがダイレクトに左サイドに展開し
そのボールを受けた3ティアニーが送ったクロスを
35マルティネッリがヘッドで合わせて同点ゴール!!

やはり3ティアニーのピンポイントクロスは
非常に精度が高く強力な武器だと思いますので
そろそろPLの試合でも起用するべきだと思います。
そしてこの試合でもゴール前での勝負強さを観せた
35マルティネッリはゴールゲッターとしての資質を
この試合でも観せてくれたと思います。

これで流れが変わったアーセナルは更にゴールに迫りました。

32分過ぎ、パスを受けたアグに対して
35マルティネッリが果敢なプレスでボールを奪い返し
そのこぼれ球を受けた28ウィロックからのパスを受けた
32スミス・ロウが右脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいゴールならず。
28ウィロックからのパスが少しズレた為に
32スミス・ロウが強振出来なかったのは残念でした。

しかしミスから再びゴールを奪われてしまいました。

37分、11トレイラのパスを受けた15ナイルズが
トラップで弾いてしまった所を
ダビッドソンに奪われてしまい
そのダビッドソンにそのままドリブルで持ち込まれた所から
左脚のミドルシュートを撃たれてしまいました。
そのシュートは左ポストを叩き救われましたが
その跳ね返ったボールを詰めていたダ・シルバに決められてしまい
失点。

狙われていたとは言え
流れがアーセナルに傾いていただけに
15ナイルズのトラップミスは非常に痛いミスでした。

41分過ぎ、タプソバからのサイドチェンジのパスを
左サイドで受けたエドワーズがポハに繋ぎ
そのポハからのパスを受けたダビッドソンに
ミドルシュートを撃たれてしまいましたが
枠外で救われました。

結局最後まで流れを掴みきれないまま
前半は終わってしまいました。

後半からは調子が上がらなかった
28ウィロックと15ナイルズに代えて
29グエンドゥージと8セバージョスが投入され
アンカーに29グエンドゥージ、
インサイドハーフに11トレイラと8セバージョスが並ぶ
4−3−3にシステムが変更されました。

後半は開始直後にチャンスを作る事に成功しました。

46分過ぎ、8セバージョスからのパスを受けた
32スミス・ロウがファーストタッチで
マークにきたガルシアをかわして
そのままドリブルで切り込んで行った所から
11トレイラにパスが送られました。
その11トレイラが
反対サイドでフリーだった9ラカゼットに
パスを出す事が出来ずに潰されてしまったのは残念でしたが
仮に9ラカゼットにパスを出せていたら
完璧な決定機になっていたと思います。

48分過ぎ、右サイドからのショートコーナーから入れられた
8セバージョスのクロスを
ゴール前で20ムスタフィが合わせましたが
残念ながら枠を捉える事は出来ず。

一方で後半もサイドの深い位置まで
侵入を許してしまう場面が何度かありました。

49分過ぎ、アルメイダからのスルーパスで
右サイドを突破してきたダビッドソンが
深い位置まで侵入した所から
ニアサイドに走り込んできたポハへラストパスが送られ
ポハはヒールで流し込もうとしましたが
26マルティネスがしっかりとセーブしてゴールを死守。

50分過ぎ、左サイドからガルシアが入れたクロスを
ファーサイドから走り込んできたダビッドソンに
ヘッドで合わされてしまいましたが
26マルティネスの正面でゴールを死守。

その後は徐々にチャンスも散発的になってしまいました。

53分過ぎ、8セバージョスの左サイドのスペースへのスルーパスで
3ティアニーが抜け出し、
その3ティアニーに向けて仕掛けられた
ガルシアのスライディングタックルをかわした所から
グラウンダーのクロスが入れられました。
そのクロスはアグにブロックされてしまいましたが
そのこぼれ球を受けた32スミス・ロウが
右脚を振り抜きましたが
残念ながら枠外でゴールならず。

66分過ぎ、素早いプレスでポハから
ボールを奪い返した8セバージョスが
9ラカゼットへスルーパスが送られましたが
9ラカゼットはそのスルーパスに付いて行けずに
クリアーされてしまいシュートを撃てず。

70分過ぎ、右サイドをドリブルで上がってきたハニンを追って
猛然と戻ってきてボールを奪い返した35マルティネッリが
そのまま今度は猛然とドリブルで突き進んだ所から
右サイドでフリーになっていた11トレイラに
パスを繋ぎました。
そのパスを受けた11トレイラは
ゴール前に走り込んできていた9ラカゼットに向けて
クロスを送りましたが
タプソバにカットされてしまい繋がらず。

35マルティネッリからパスを受けた11トレイラが
ワンタッチしている間に
タプソバが寄せられてしまいましたので
ワンタッチせずにダイレクトでクロスを
送るべきだったと思います。
この辺りの瞬時に判断を下す面や
決定的なパスを送るスキルの精度等を
本来の役割ではない11トレイラに求めるのは酷だと思いますが
その11トレイラがラストパスを送る役割を
担わなければならない状況になっている
現在のアーセナルには何かしら問題があるのは間違いないと思います。

一方で自陣深い位置まで全速力で戻ってきた
35マルティネッリの飽くなき執念には
何人かの選手は見習わなければならないように感じます。

この後、9ラカゼットに代わり19ペペが投入され
その19ペペが右サイドに入り
35マルティネッリが1トップに移りました。

その19ペペの左脚から同点ゴールが生まれました。

78分過ぎ、8セバージョスからのパスを受けた11トレイラが
浮き球を使ってロドリゲスをかわそうとした時に倒されて
やや右サイドの位置でFKを獲得しました。

80分、そのFKを19ペペがゴール左隅に突き刺し同点ゴール!!
ミゲル・シウヴァが逆を突かれた部分もありますが
分かっていてもセーブするのはかなり厳しい
完璧なFKだったと思います。

このゴールにより勢いを取り戻したアーセナルは
ヴィトーリアゴールに更に迫りました。

81分過ぎ、20ムスタフィから送られたロングスルーパスで
2ベジェリンが一気に右サイドの裏へ抜け出し
そこからマイナス方向への折り返しを
35マルティネッリがダイレクトで合わせましたが
ミゲル・シウヴァのファインセーブで阻まれ
残念ながらゴールは奪えず。

2ベジェリンのスピードがベストの状態にまで
戻ったかどうかは別としても
相手の裏のスペースを伺うプレーは
15ナイルズや21チェンバースのプレーに比べて
やはり切れ味が良く効果的だと思いますので
2ベジェリンもPLの試合へ
本格復帰する時期に来たと思います。

82分過ぎ、左CKからの流れで
右サイドから送った32スミス・ロウのクロスに対して
後方から走り込んできた20ムスタフィが
打点の高いヘッドで豪快に合わせましたが
残年ながら枠を捉えられず。

84分過ぎ、19ペペがタプソバに倒されて
右サイドでFKを得ました。
19ペペが蹴ったそのFKに対して
ゴール前に飛び込んできた16ホールディングが
ダイビングヘッドで合わせましたが
そのシュートもミゲル・シウヴァのファインセーブに阻まれ
ゴールならず。

90分過ぎ、19ペペから送られたスルーパスで
35マルティネッリが裏に抜け出しましたが
戻ってきたタプソバに抑えられてしまい
シュートまでは持って行けず。

疲れもあったのかもしれませんが
スルーパスを受けた35マルティネッリは
最初からシュートありきの考えで
もっと直線的にゴールに向かった方が
相手にとっては嫌だった様に感じます。

惜しい所までは迫っていましたが
どうしてもゴールを決められない中で
試合終了間際に19ペペの左脚が
チームを救いました。

後半ロスタイム、強引にドリブルで切り込んできた
29グエンドゥージがロシーニャに倒され
ゴール正面の位置でFKを獲得しました。
そのFKを19ペペが再びゴール左隅に突き刺し
逆転ゴール!!
壁の外側を巻いてゴール左上の角に突き刺されたら
分かっていても防ぐのは難しいFKだったと思います。

試合はこのまま逃げ切り終演。

19ペペの2発のFKに救われて
なんとかグループステージ3連勝を飾りました。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

26マルティネス

 2つの失点は完全に崩された為の失点でありどうする事も出来なかっただろう。 
 
2ベジェリン

 3週間前のスタンダール・リエージュ戦に比べかなり良くなってきた印象。 特にDFラインの裏を伺うプレーは迫力があり非常に効果的だった。 そろそろPLの試合にも復帰か。

20ムスタフィ

 全体的に安定していた。 アーセナルが攻勢を強めた後半は攻撃面にも積極的に参加して厚みをもたらした。

16ホールディング

 全体的には安定していたが、3分過ぎの場面でアルメイダにかわされてしまったのは頂けない。 難しい対応が要求されるがその様な状況でも更に一歩踏み込んだ対応が欲しい所だ。 

3ティアニー

 3ティアニーに深い位置まで侵入させない様に対応されていた事もあり序盤は思う様に攻撃参加出来ていなかったが、深い位置まで侵入しなくてもピンポイントクロスで同点ゴールをアシストする。 88分過ぎの場面ではDFラインの裏に走り込んできたペレイラをしっかりと付いて行き危険な場面を未然に防ぐ集中力も観せた。 一方でこのプレーの後に脚を攣ってしまった様に週2試合のペースで試合をこなせるかどうかには疑問を感じるが、そろそろPLの試合でも起用する時期に来ただろう。

11トレイラ

 前半は中盤の底からパスを捌き、後半はインサイドハーフとして攻撃面で顔を出す機会が多くなったが、楔のパスを入れるべき場面で入れられなかったり、決定機に繋がる場面でそのパスの選択を誤ったり、攻撃面での役割は十分にこなせていなかった。 元々のプレースタイル的にその様な役割を担うスタイルの選手ではないので仕方がないが、その11トレイラがその様な役割を担わなければならないアーセナルの現状に問題があるのか?

28ウィロック

 何度かダイナミックなプレーを観せたが、ミスパスからピンチを招くなど全体的には存在感が薄く前半のみで退く。

15ナイルズ

 この試合でも右サイドアタッカーの位置で先発するもインパクトは残せず。 そして狙われていたとはいえ15ナイルズのボールロストから2点目を奪われる。 前半のみで退く。

32スミス・ロウ

 トップ下の位置で先発し、途中から左サイドに移る。 要所要所でその閃きとセンスの感じるプレーを観せ完全復活にまた一歩近づいた印象。
 
35マルティネッリ

 ゴール前での勝負強さを観せ同点ゴールをヘッドで叩き込む。 それ以外の場面でもゴール前での絶妙なポジショニングを観せるだけではなく、70分過ぎの場面では全速力でプレスバックしてボールを奪還する等、勝利に対する飽くなき執念を観せた。

9ラカゼット

 決定的な場面は巡ってこずに沈黙。

8セバージョス

 後半頭から15ナイルズに代わり投入されインサイドハーフの位置に入る。 要所要所でチャンスを導くパスを送る。 その一方でこの日も集中力を切らした様なキックミスを観せる。

28グエンドゥージ

 後半頭から28ウィロックに代わり投入され、チームに勢いをもたらす。 やや強引なドリブル突破からファールを誘い19ぺぺの逆転のFKを導く。

19ペペ

 完璧なFKを2本突き刺しチームを勝利に導く。 この2つのFKだけに限らずその正確な左脚から繰り出されるセットプレーで存在感を観せるが、一方でまだ流れの中からは存在感を示す事が出来ていない。 しかしこの2つのFKでメンタル的な呪縛は和らいだであろう。 ここからが本当の勝負だ。
 
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

19ぺぺの2つのFKで劇的な勝利を挙げましたが
格下と思われるヴィトーリアが相手だったにも関わらず
主導権を明け渡す場面が何度もあった様に
チームとしての機能不全はメンバーが変わっても
変わらない事を考えますと
今のアーセナルには根本的に問題があるのは
間違いないと思います。

それは実況でも何度も指摘されていた様に
選手間の距離感が全体的に間延びしている所は
問題の一つになっていると私も思います。

選手間の距離感が空きすぎているが為に
テンポ良くボールが回らず、
更にテンポが上がらないが為に
相手のプレスにも曝されやすい状況に
なってしまっていたと思います。

また、バックラインから最前線まで距離が空いてしまうが為に
その間に大きなスペースが出来てしまい
結果としてDFラインの前に
大きなスペースが出来てしまう事もあれば
味方のサイドアタッカーの帰陣が間に合わずに
サイドで数的不利に陥る場面もあったと思います。

実際この試合でもサイドから攻略される場面や
サイドからハーフスペースに侵入される場面、
そしてサイドから崩されDFラインの前のスペースを使われて
先制点も奪われており
メンバー云々の問題と言うよりも
守備組織やコンセプト等の根本的な部分に問題がある様に感じます。

現実的にこのままの状況が続くのであれば
今後もだだ漏れ状態で失点を繰り返す可能性もあると思います。

早急に改善出来るかどうか?
今シーズンの命運を握っているのかもしれません。


C'mon Arsenal !!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2ベジェリン     PL:0G0A EL:0G0A CC:0G1A
3ティアニー     PL:0G0A EL:0G2A
8セバージョス    PL:0G2A EL:1G0A
9ラカゼット     PL:2G0A
11トレイラ      PL:1G0A
14オーバメヤン    PL:7G0A EL:1G0A
15ナイルズ      PL:0G2A 
16ホールディング   PL:0G0A EL:0G0A CC:1G0A
19ペペ        PL:1G2A EL:2G1A
21チェンバース    PL:1G0A EL:0G0A CC:0G3A
23ルイス       PL:1G0A
24ネルソン      PL:0G0A EL:0G1A CC:1G1A
28ウィロック     PL:0G0A EL:2G0A CC:1G0A
29グエンドゥージ   PL:0G1A 
31コラシナツ     PL:0G1A
35マルティネッリ   PL:0G0A EL:3G1A CC:2G0A
77サカ        PL:0G1A EL:1G2A


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。